超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

ソーカル事件はなかった!

2011-01-17 05:46:43 | Weblog
科学と小説の間で、面白いことが起きた。
科学を文学すると、
科学ではでたらめだが、文学では面白いことが起きる。
それがソーカル事件だ。

     *。
科学をポストモダンすると、美しい良き心地を作れる。

これは嘘か本当か。
それを論ずることが出来ない。
こんな文章は成り立たないからだ。

*。
だが文章化すると、それが成り立つこととなる。
文章以前が存在しないことが分からないからだ。
これが文学マジックである。
手品や催眠術の類だ。

いやこれが文学だ。

*。
人を騙して、感心させる。
すると感心が実存となり、それが嘘であることが分からなくなる。

そこにヒトラーやスターリンが実存し、現存在するのだ。

      *。
アメリカは消費手品で、これを実存や現存在と思い込ませた。
それは嘘や妄想でしかない。

その手品の一種がソーカル事件であった。

*。
構造主義は嘘か本当か。
証明不能。

これがKleeneの定理だ。
だが命を生きているものは、嘘か本当か知っている。
だが言葉で証明できない。

*。
これがゲーデルの不完全性定理だ。

    *。
人類は魑魅魍魎の世界に迷い込んでいたのだ。
だがそれを英知とした。

人類のアホ・バカ・間抜けの三本の矢が立証された。
それを暴いたゲーデルの不完全性定理だ。

*。
人類はアホ・バカ・間抜けを天才・エリート・英知としていた。
その世界に入ると、自分自身は見えない。

分からないことは間違いである。
これを人類の英知としていたのだ。

知能の特徴は、その限界の認識がないことだ。

*。
ここにアホ・バカ・間抜けの三本の矢がもてはやされる。


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