超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

村上春樹は 多重人格である

2010-04-20 05:41:44 | Weblog
「壁と卵」において、
壁を父・国家・神・システムとし、
自分は卵の側に立つという。

これは彼の二重人格を意味する。
彼は無意識に父・国家・神・システムに立ち、
これに暴力を振っている。
卵をぶつけることは、それへの抵抗を意味する。

即ち、彼は父・国家・神・システムに従い、
それに暴力を振るって、自己を正当化しているのだ。

      *。
これが彼が、過激派やオウム真理教や通り魔殺人犯であること自白している。
それが無意識に退けられ、
その抵抗が、彼の意識の実体だ。

ここに示される愛や魂は、
自己愛であると同時に、
父・国家・神・システムへの愛でもあるのだ。

父・国家・神・システムを無意識に退け、
自己の愛と魂だけを意識する。
即ち、彼は二重人格だ。

*。
即ち、これは嘘や妄想だ。

父・国家・神・システムに暴力を振るいながら従い、
その自分を愛とか魂とか呼んでいるのだ。

無意識の地下。
それは父・国家・神・システムへの愛でもある。

それを自分への愛と魂とすり替えている。

両者は同じ愛や魂だ。

自分への愛と魂をそれに乗せている。
そう考える彼は偽善者だ。

    *。
これが人の生き方だというのだ。
本当だろうか。

ヨーロッパはこの偽善を抜け出した。
ヨーロッパはは大人になったのだ。
そこには非ユークリッド空間がある。

*。
村上春樹は青春のパラドックスに陥った。
それを発振させ、そこの快楽を求めている。

これが1Q84の真相だ。

*。
永遠の青春は、嘘や妄想だ。
そこに落ち込んだ悲劇が、1Q84だ。

人は大きくなると大人になる宿命だ。


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