超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

地球は劇場となった 

2008-11-10 07:17:56 | Weblog
言葉が生まれる前は、孤独や絶望はなかった。

原始林のチンパンジーに孤独や絶望はあるだろうか。
寂しいとか退屈だという表情はある。
それは彼らなりの言葉が生み出した。

*。
だがこう仮定して、思考実験シミュレーションしてみよう。

人間存在や人間関係の隙間が孤独と絶望だ。

社会空間は、孤独と絶望からなる。
そこに人が入ると、人間関係や文化が作られる。

すると真空状態が、孤独と絶望である。

*。
これは人間性とか文化は、
孤独と絶望と資源として、
或いは食べ物として、
作られた世界だ。

人は孤独と絶望の真空、或いはエーテルに存在する。

    *。
すると人間性とか人間性は、
孤独と絶望が作った世界であり、
即ち、孤独と絶望を用いて作ったことだ。

*。
ここに孤独と絶望を食べる内向的文化と、
これを資源として消費する外向的文化が生まれる。

東洋は内向し、西欧は外向した。

*。
東洋は悪を野放しにし、
西欧は悪を食った。

*。
東洋は世界から引きこもった。

内戦に明け暮れた。

西欧は世界との戦いに明け暮れた。

*。
それが中華思想と世界制覇思想だ。

内に威張ることと、外に威張ることの違いだ。

  *。
両者が近代に出会った。

東洋は西欧に制覇された。

だが今、東洋は西欧を呑み込もうとしている。

東洋は西欧を内側に取り込もうとしている。

これが現代の状況ではないか。

*。
日本は西欧を呑み込もうとして失敗した。
相手が口よりでかかった。

だが中国やインドはどうか。
西欧よりでかい口をしている。

  *。
世界を運動の関係で見る、
いやこのように運動している。

西欧と東洋、それにイスラムが揺れ合い、
互いに呑み込もうとしている。

*。
だが現代人はそんな生き方に飽き飽きしてきた。

対偶文を作れば、ろくなことにならない。

    *。
そこで、世界が地球を舞台にドラマを演じ、
そのドラマの良し悪しで考える。

こういう世界観が立ち上がってきた。

これは力の衝突の世界ではない。

*。
地球社会は地球劇場だ。

これを作るプロデューサーは日本ではないか。

そう考えると何も問題はない。

*。
第一幕は戦争放棄ドラマでどうでしょう。

いや序曲としてもう演奏された。

日本は列強に強姦し、
戦争放棄を妊娠させ、
こともあろうに、アメリカに平和憲法を出産させた。

アジア全域を破壊し、
人類数千万人を殺した。
日本は幸福を放棄させられ、
幸福放棄の文明を立ち上げざるをなくなった。

これが地球劇場の初演ドラマだ。
もう地球ドラマは始まっている。


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