大日本共栄圏の崩壊

日本を日本でシミュレーションしてみよう。

大日本帝国と大自民党帝国を重ねる。
すると大東亜共栄圏が、一億総中流社会だ。

そこから敵の攻撃が始まった。
大自民党帝国の敵はなんだろう。
国民以外にありえまい。

国民を敵として制圧する。
これが秀吉幕藩体制だ。
幕府がスーパーエリート、
藩がエリート、
国民が非支配層。

*。
真珠湾は何だろう。
労働ビッグバン、ホワイトカラー・エグゼンプション。
企業減税と低賃金労働化。

ミッドウェーは何だろう。
既にやっていた、過労死孤独死自殺…公害医療薬害大虐殺…
虚偽告発死刑…介護殺人尊属殺人…の拡大。

ガダルカナルは何だろう。
いじめ殺し、リストラ、孤独死餓死、
本体は偽装請負、虚偽労働と言った方が分かりやすい。

嘘の労働、
働かせて、それに相応しい金をやらない。
伝統の強盗殺人国家方式だ。
偽装請負は、奴隷労働とか家畜労働と言った方が分かりやすい。

*。
国民への真珠湾攻撃は、
終身雇用と年功序列の廃止と言った方がいいかも知れない。
それが労働ビッグバン。

これから戦線の崩壊が始まった。
敵となった国民の反撃の一つが内部告発。

*。
某自動車会社の、社員による、欠陥車隠しの内部告発。

内部告発が如何に困難か。
欠陥隠しの証拠文書などあるはずがない。

マスコミはこの証拠がないと取り上げない。
だったら欠陥隠しを行政指導する官庁へ告発するしかない。

そうするともみ消される。
偽装食肉も監督官庁にもみ消された。
それが役人の仕事だから。

*。
ここでももみ消された証拠が必要になる。

つまり法がもみ消しの犯人であることが分かる。

この壁を乗り越える知恵が少しずつついてきた。

告発行為自体が、欠陥のアリバイであり自白となる。

*。
告発行為を記録する、
その相手の対応を記録する。

この記録がある閾値を越えると、
それが欠陥の証拠となる。

口頭社会で、
即ち文書なき社会で、その行為を記録する。
ここに欠陥の影が写る、
それを重ねると、欠陥があぶり出される。

ここになんと組織の欠陥が重なる。
いや国家の欠陥があぶり出される。

*。
かく問題隠蔽の告発の洪水となった。

経営者団体の役員の会社が、
法の認めない奴隷労働をやっていた。

この内部告発を報道した新聞社があった。
その役員の会社が、その新聞社に広告を出さないことになった。

広告を出さないと売り上げが落ちるはず。
広告を出さない制裁で、
売り上げが落ちると言う制裁を受けるだろうか。

日本社会の成熟度がここに検出される！

*。
奴隷労働への人々の制裁が内部告発。
そこに虚偽商品が明らかになった。

低賃金化で、要らぬ出費が増えた。
低賃金化への制裁、虚偽偽造費用が請求された。

*。
更に労働ビッグバンを強化する。

これは赤紙労働者への、自決玉砕命令？

これは大自民党帝国の全滅のアリバイにして自白？

*。
ここに空前の繁栄、
かって大日本帝国は全滅を前に、
将軍将校による国家財産持ち逃げがあった。

国家エリートの国家財産の持ち逃げが、
労働ビッグバンの正体ではないか。

少なくとも国民の財産を持ち逃げした、
空前の繁栄であることは確かだ。

*。
空前の繁栄が、
大自民党帝国全滅のアリバイにして自白ではないか。