西欧と中国を もう一度 日本によって包み直す

西洋をもう一度、東洋によって包み直す、竹内好。

日本は人間人類を日本によって包み直す立場となった。
その方法としての日本が、平和憲法だ。

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日本は東西の交差点であり、
日本は中国から学んだ中華思想、
西欧から学んだ成果支配思想、
これを大日本帝国として総括。

世界に十字砲火を浴び、
キリストのようの火あぶりの刑にされ、殺された。

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そして平和憲法として蘇った。

日本は世界の数千万人の霊から、
世界支配思想の無い人間人類思想を授かった。

これが地球社会原理だ。

つまり方法としての日本を授かったのだ。

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日本とは何か。

竹内流に言えば、
それは元々あったのでなく、
中国に発見され、西欧に侵入され、
これが日本だと逆に自覚されたものだ。

中国的西欧的なものに、
抵抗する日本としてしか、
日本国は生まれてこなかった。

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世界の運動空間に、投入された、日本。

遂にその不動点にたどり着いた。

世界が日本を結晶したのだ。

*。
地球社会はこの不動点から出発することとなった。

この不動点から、世界は包み直さねばならなくなった。

それが地球社会だ。

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人間人類の地球社会原理、
それが世界支配思想の無い平和憲法だ。

これで世界を包み直すことになり、
ここに地球社会も日本も生まれる。