超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

力の西欧 流れの日本

2011-10-04 05:37:43 | Weblog
西欧は、固体力学であり、強い方が勝つ。
これがヘゲモニーであり、勝利の剣である。

勝てば殺される。
やがて力は弱まり、それを潰す力が現れる。

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日本は流体力学だ。
人の流れで、世間は決まる。

空気に合わせる空気力学である。
この空気が澱み、これに合わせると自己否定の肯定となる。
これがお上の言いなりになることだ。

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もともとは、日本はポインティング・ベクトルだ。
空を飛ぶのが日本流だ。

食べたり、寝るのは、地上でやる。

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空気に合わせることは、偽の世界だ。

真の世界は、空を飛ぶことだ。

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ゲーデルの不完全性定理で、何事も文章にすれば、真偽不明だ。

だが命や心や魂は、真偽を知っている。
文章にすると、真偽不明となる。

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そこで西欧は、真理探究の精神を開拓した。
真偽不明に世界から、真を取り出す試みだ。
これを人文系に展開して、破滅した。
自然科学は、死体だから問題なかった。

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日本も、地上で空気を読むと、自己破壊となる。

命を生きれば、問題にならない。

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真偽不明の世界をどう生きるか。

命を保存せよ。
命を生きよ。

これが紫式部の「普通」の生き方だ。


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