超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

平和憲法と西田哲学

2008-06-30 07:19:40 | Weblog
高坂正顕は言っている。

近代文明は、人間の自由どころか、
人間を機械の一部とし、自発性を奪い、
不安を作り、これを癒しえない人とした。

ここに英雄的指導者を求める大衆が生まれた。

*。
大衆自ら進んで、
熱狂を求め、
英雄を作り、
これに服従するのだ。

これが大衆の生き方となった。

いま大衆は、所得・消費・欲望に熱狂服従している。

           *。              
人類は、人間の尊厳といった、
新秩序形成という世界史的転換期にある。

これが西田哲学であろうか。

これが日本現代思想の基礎研究だ。

*。
そしてこのフレームを提唱した竹内好だ。

西欧を東洋で包み直したらどうか。

西欧のおいしい部分を、
東洋という皮で包み、餃子や饅頭にする。

*。
そこに出来た毒入り餃子ではないか。

人はそれを食って金権怪獣となった。

毒に当たったのだ。
死ねばいいのに、怪獣になった!

           *。
平和憲法、
アメリカに口に突っ込まれた。
これを食えというのだ。

*。
これを食って、アメリカ毒に当たり、
日本はのた打ち回った。

そしたらアメリカが介抱してくれた。

*。
平和憲法で、日本をアメリカに守らせる。

こういうことになった。

平和憲法は毒入り饅頭だった。

日本は軍備を持たず、アメリカに日本を守らせた。

           *。
アメリカは平和憲法を日本に売って、
日本はアメリカ軍を買ったのだ。

これほど平和な取引はあるだろうか。
戦争を平和に売買したのだ。

これが平和憲法の威力だ。

*。
即ち、世界の新秩序形成という世界史的転換、
正に他人のふんどしで相撲を取る、
これぞ日本の柔道忍法である。

日本をアメリカで包み直したのだ。

即ち、日本をアメリカに守らせる。

*。
平和憲法こそは、
世界史を転換する新秩序であった。

平和を戦争で包み直したのだ。

           *。
平和憲法は、
戦争を、超低価格・超小型・超高品質化したものであった。

さて現在は、
この日本文化商品「平和」を世界に売る段階だ。

*。
エスキモーに冷蔵庫を売った日本産業だ。

今エスキモーにはどの家にも冷蔵庫がある。
冷凍した肉を解凍する為に使っているのだ。

               *。
アメリカに「平和」を売ろうではないか。

大統領のおでこに、
平和と書いた熨斗紙を張ればいいのだ。

「平和」は念仏のようなものだ。
これを繰り返し唱えれば、安心立命する。

*。
先ずアメリカに布教し、
お寺毎買わせる。

「平和」念仏を唱えれば、世界は安心立命する。

*。
これがキリスト教を引き継ぐ人間人類宗教となるであろう。

              *。
西田の基礎研究に始まり、
竹内の開発研究、
吉田のプロトタイプの生産販売、
そして平和教が商品となった。

*。
「平和」こそ、
これからの日本の基幹産業だ。

*。
これは冗談でもブラック・ジョークでもない、
これからは冗談が産業となる知性産業の時代だ。

私の額に白い三角の紙が貼ってあるのかも知れない。


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