超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

妄想論 文章は間違っている時だけ正しい

2010-02-22 05:16:31 | Weblog
パラレル・ワールドは、対偶であり、パラドックスである。
パラドックスであるから、意味のない世界であり、支離滅裂である。

国家とか文学…は、支離滅裂からいい気持ちになる方を取り出す。
だがこれはパラドックスであるから、
いい気持ちを取り出すと、反対成分を作ることになる。

*。
例えば、文学が生きる意味を創造する。
すると文学者以外の人は、生きる意味のない人とされる。

生きる意味のない人は、自分で作った自分の中の敵であり、
現実にもそういう人を認める。

だがこれは妄想である。

*。
つまり対偶を取ると、それはパラドックスであるから、
対偶の両方を取ると、
意味のないことであり、
ただの支離滅裂をやっているのだ。

だが人類の意味創造者にとっては、
そうでないとするものを排除せねばならない。

その時、創造者にとっては、それが実存となる。
実存を創造していない時は、何もない。

即ち、妄想であった訳だ。

    *。
この現象はゲーデルの不完全性定理である。

無意味であるから意味がある。
意味は意味がないから、意味がある。

即ち、意味に二つの階型があり、
文章の階型とこの文章は嘘である階型との二つがある。

即ち、どんな文章を書いても、この文章は嘘にしかならない。
それが意味を持つには、ただ記録している時だけだ。
それを超えると、妄想になる。

*。
関係が関係自身に関係する関係。
これはウロボロスともいえる。

矛盾と無矛盾はウロボロスであり、
それは絶対矛盾の自己同一性であり、
これはパラドックスである。

*。
文章は意味がない時だけ、意味がある。

即ち、文章は支離滅裂な時だけ、意味がある。
これが文章の意味であった。

つまり、文章は記録だけにしか使えない。

意味を考えると、妄想にしかならない。

    *。
こんな程度の悪いことを、人類はずいぶん長くやってきた。

やっとゲーデルの不完全性定理に目を覚まされた。

*。
妄想の正当化に、戦争や死刑まであるのだ。
それしないと妄想は成立しない。

妄想の代償が、殺人であった。

日本はこれを純粋培養した!
妄想を妄想で免疫した。

やっと人類は、妄想から解放される。


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