真善美と安心・安定・安全

人類は氷の幕に閉じ込められている。
その氷をぶち抜く衝撃は、偽悪醜の必要を知ることだ。

真善美は増幅器であり、
真善美が安定するには、偽悪醜の負帰還が必要だ。

これが21世紀を切り開く衝撃だ。

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それなら極悪金融や環境破壊は必要か。

それは経済を発振させた。
経済を破壊した。

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偽悪醜といっても、
システムを安定させるものでなければならない。

正義の暴走や暴力を抑えるものでなければならない。

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人類を安定化する超暴力は、
戦争放棄や幸福放棄といったことでなければならない。

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戦争放棄を拒否するシステムは、
発振してしまい自己破壊に終わる。

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主張と批判が、
増幅と負帰還の関係であることが、
世界安定の条件だ。

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批判を拒否する日本のお上体質に、安定と平和はない。

お上システムは、強盗殺人以外のなにものでもないからだ。

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批判を殺すことは、
自分自身や人間性や社会を殺すことである。

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美しい日本は、その批判を許さなかった。

反対を殺して成立する。

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これは自己否定であり、結局、自己破壊であった。

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美しい日本は、美しい日本の破壊に成立する。

衝動性はこれを知ることができない。

反対にますます荒れ狂う。

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衝動性は、単細胞意識であり、
自己破壊に燃焼爆発する。

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美しい日本は、殺人衝動の合理化でしかない。

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美しい日本は、
人を殺して、
死刑になって、
自殺させてもらうシステムだ。

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美しい日本は、
神から授かった障害者を、
反社会的存在として、
即ち、非国民として、
神の立場に立って、断罪リンチする。

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このようなお上日本は現世に存在できない。

世界否定の引きこもりであり、
世界拒否でしかない。

*。
この引きこもりと現世拒否を、
拒否する登校拒否とフリーターだ。

同じナラティブの対偶である訳だ。

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ここで明らかなように、
社会が安心・安定・安全であるには、
障害で負帰還しなければならないことが分かる。

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犯罪者を刑務所に入れる。
これは社会に犯罪の正帰還を掛けることであることが分かる。

犯罪者は神からの授かり者だ。

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犯罪で社会を安定化する。

これができないから、
国家は犯罪に発振してしまう。

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国家が犯罪を罰することは、
国家を犯罪で発振させることだった。

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最近刑務所を廃止しろという主張が出てきている。
これは新しい世界の流れであることが分かる。

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構造理性は、新世界を切り開いた。

人類を閉じ込めていた国家秩序をぶち抜いた。

国家秩序こそ、地獄を人類に閉じ込めた氷だった。