超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

苦しみを通した喜び 二態

2009-07-05 06:37:49 | Weblog
苦悩を通した歓喜、ベートーヴェンの言葉だ。
この喜びは、社会で成立する。

ところが仏教や儒教の修行はどうか。
自分を修行し、その中に桃源郷といった世界を作る。
ここには社会性がない。
修行世界と社会が切り離されている。

   *。
この修行の世界をパラレル・ワールド化し、
そこにすべての人が愛し合い、
皆がこの喜びで繋がることをイメージできる。

これは妄想ではないか。

*。
現実を見れば、人は殺し合い、潰し合って生きている。

つまり現実のパラレル・ワールドと作れば、
その対偶恒等式で、愛の対偶は、殺し合いとなる。

愛と殺し合いが、対偶対称で自己同一化する。

*。
これは偽善と欺瞞の演技ではないか。

    *。
人の殺し合いや潰し合いの中に、
愛を歌うことはある意味で、ないものねだりだ。

でもそれをやろうとする人は絶えない。

*。
そんなことやらずに、
現実と別個の、いい世界を作る。
そこでいい気分のなればいい。

こう言う考えも出来る。

*。
だがここにばらばら力とまとまり力を認める。

世界は発散し解体する。
それを負帰還し、そこにまとまり力を作れる。
それが人の生き方だ。
これが魂の生き方だ。

    *。
ここに負のエントロピーを食べる世界がある。

それは負帰還に、人の魂を埋め込み、
これを燃焼させることだ。

*。
ないものねだりに見える愛と、この世を脱出した慈悲。

これが負帰還システムを作ると、同一化する。

*。
これが日本忍者の仕事である。

こういうことをこのブログがやっている。

    *。
リアリティは、人から魂を抜くことだ。
魂の特異点のリアリティだ。

リアリティの対偶は、自己疎外と自己閉塞だ。
ここに生きがいを求めることが、心の闇だ。

この方程式が見つかった。

*。
自己の破壊を、リアリティといっていた。

ここに人は悪の迷宮に自ら身投げしていた。
これが有史以来、人は悪の世界の住人だった。

人が自ら、極悪に喜んで快楽を求めていた。

     *。
毎日毎日、悪を楽しく消費し、
ここに人の真実を廃棄していた。

人が毎日毎日、
夢と希望と称して、魂を死に廃棄していた。

これを楽しくする社会を作っていた!

*。
これが現代のパラドックスだ。

人は夢と希望を楽しく消費し、魂を捨てていた。

夢と希望は、悪魔のお菓子だった。

   *。
おいしいものを食べる、そして肥満に悩む。
病気になると痩せられる。

どう対応したらいいのか。
とんでもないパラドックスを背負い込んだ現代人だ。

パラドックしに絞め殺されつつある。

*。
逆に飢える人が共存する。

肥満と飢餓は、対偶だ。

*。
世界は肥満地帯と飢餓地帯に分割統治された。
人は自らのパラドックスに落ち込んだ。

それは自分で這い上がるしかない。

これほど厄介なパラドックスはない。

    *。
だがここに負のエントロピーを食べる世界がある。

それは魂を燃やす負帰還に成立する。

人類一斉の大移動が始まった!

*。
この困難を乗り越えるのは魂だ。


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