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にしみの鉄道情報局付属ブログ

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 6日目・7日目

2019-11-13 | バス(路線・事業者)

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 4日目・5日目からの続き

6日目
27本目 豊橋鉄道 02系統 伊良湖本線 豊橋駅前-伊良湖岬
当時から大きな変化はありませんが、豊橋市内や田原で渥美病院を経由するなどルート変更が行われています。



撮影 豊橋駅 2016年7月23日



番外2 伊勢湾フェリー 伊良湖岬-鳥羽港
伊勢湾フェリーの鳥羽伊良湖間の航路には変化はないのですが、当時あった師崎航路は廃止になり、振替で運行を始めた常滑航路も数年で廃止になっています。会社自体も名鉄近鉄が経営から撤退して、自治体の支援で運行しています。


28本目 三重交通 CANバス 鳥羽水族館・ミキモト真珠島-宇治山田駅前
観光系統なので、観光施設の関係で、何度かルートが変更になっています。ただ、車両は当時はハイデッカー車でしたが、現在は専用塗装された普通の路線バスが使われてるようです。

29本目 三重交通 20系統 松阪伊勢線 宇治山田駅前-松阪駅前
2008年4月に松阪駅前~早馬瀬口間が廃止になり、完全に伊勢と松坂の間の路線バスが分断されました。さらに2019年10月から、松阪伊勢線は玉城線と統合されています。

7日目
30本目 三重交通32系統 松阪小野江線松阪駅前-小舟江
2005年10月に路線が廃止になったあと、2006年12月にほぼ同じ経路で松阪市のコミュニティバスの鈴の音バス三雲松阪線が運行開始しています。津方面の三重交通のバス停と若干離れた三雲地域振興局が終点でしたが、2019年4月に終点が三重交通の津方面の回転場と同じ天白に変更されています。

31本目 三重交通 31系統津 三雲線小舟江-津駅前
一部バス停が増えたものの、それ以外はあまり変わらず運行しています。

32本目 三重交通 52-3系統 椋本線 津駅前-関バスセンター
椋本線の大半の区間は今まで通り運行していますが、2006年4月に関バスセンターまでの路線が無くなっています。ここはもともと、津伊賀上野間の路線バスが廃止になった時に、津椋本間の路線バスの一部を関バスセンターに振り分け、名古屋伊賀上野間の高速バスと接続する形にしたものです。
そのため、当時からあまり意味のない関バスセンター乗り入れとなっていました。

関バスセンターへは、亀山市のコミュニティバスが乗り入れていた時期があり、津から椋本亀山駅関駅経由で、高速バスへ乗り継ぎができたのですが、現在では亀山市のコミュニティバスで関駅から徒歩になります。
また、現在でも津~久居~竹原~伊勢奥津駅~名張駅~上野と路線バスで乗り継ぐことができます。


33本目 三重交通 高速名古屋線 関バスセンター-上野産業会館
名古屋伊賀上野間の高速バスは、あまり変わらず運行しています。
当時から、名古屋伊賀上野間の高速バスの名阪国道区間の乗車は、教育的指導だの反則技だの色々言われていましたが、テレビ東京系列のローカル路線バス乗り継ぎの旅Zでもこの高速バスの名阪国道区間の乗車をしていました。

34本目 三重交通 60系統 上野天理線 上野産業会館-天理駅前
当時は三重交通と奈良交通の共同運行で、伊賀上野から天理まで名阪国道経由でしたが、三重交通は2005年4月に 治田~山添間が旧道経由に変更されています。
当時は1日6~7本運転されていましたが、どんどん本数が減っていき、2006年9月に奈良交通が撤退し、天理から針インターまでの運行に短縮されました。2012年4月からは三重交通も休日1本を除いて国道山添止まりになり、2016年10月にはその1本も廃止になっています。
現在、平日の山辺高校山添分校の登校日を除いて、針インターと国道山添間の路線バスがなく、名阪国道経由で伊賀上野と天理間の乗り継ぎは出来なくなっています。
ただし、伊賀上野と奈良県内は月ヶ瀬経由であれば現在でもバスで乗り継ぎができます。

車両は、現在は中型車が使われていますが、一時期リエッセが使われていました。


撮影 上野市 2005年6月18日



35本目 奈良交通 82系統 奈良天理線 天理駅-近鉄奈良駅
当時と変わらず運行を続けています。

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 8日目・9日目に続く


15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 4日目・5日目

2019-11-12 | バス(路線・事業者)

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 2日目・3日目からのづづき

4日目
19本目 しずてつジャストライン 藤枝相良線 藤枝駅南口-相良営業所
当時から変化なく運行しています。

20本目 しずてつジャストライン 103系統特急静岡御前崎線 相良営業所-浜岡営業所(新静岡発町立浜岡病院行き)
2007年に静鉄バスは相良営業所以南の御前崎市内から撤退を表明し、相良営業所で分断され、相良営業所から先は御前崎市の自主運行になっています。ただし、実際の運行は静鉄に委託していて、浜岡営業所からの入出庫の関係で、特急静岡相良線用のハイデッカー車が使われることもあるそうです。

21本目 しずてつジャストライン 大坂線 浜岡営業所-大東町役場(掛川駅行き)
浜岡営業所掛川間は現在も運転を継続していますが、路線名が掛川大東浜岡線に変わっています。

22本目 しずてつジャストライン 秋葉中遠線 大東町役場-静鉄横須賀車庫前(袋井駅行き)
当時は秋葉中遠線の袋井駅から大東町役場(現大東支所)までは静鉄浜岡営業所と秋葉バスの共同運行でしたが、2009年に静鉄が撤退して、秋葉バスの単独運行担っています。

23本目 遠州鉄道 90系統掛塚さなる台線 横須賀車庫-浜松駅(医療センター行き)
当時は浜松駅から更に先の佐鳴台方面へ直通していましたが、2006年から浜松駅止まりが殆どとなっています。
また、担当していた遠鉄バス福田営業所は磐田営業所と統合されて、磐田営業所福田車庫となっています。


撮影 浜松駅 2015年9月5日



5日目
24本目 遠州鉄道 44系統渋川線 浜松駅-田沢(渋川行き)
この路線、今年2019年10月から、伊平~渋川儀光間が朝の渋川儀光発の1本のみの運行になりました。事実上田沢で新城市Sバスとの乗り継ぎは出来なくなっています。

25本目 鳳来町町営バス 長篠山吉田線 田沢-本長篠バスターミナル
ここは鳳来町が市町村合併で、新城市に合併されて、新城市のコミュニティバスになった以外は特に変化なく、運行されていますが、田沢で遠鉄バスとの連絡がなくなると、静岡県への越境部分は廃止されるかもしれません。


撮影 豊橋駅 2016年7月23日



26本目 豊橋鉄道 97系統 新豊線 本長篠駅前-豊橋駅前
ここは2006年に豊橋本長篠直通が無くなり、すべて新城市民病院での乗り換えに変わっています。

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 6日目・7日目へ続く


15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 2日目・3日目

2019-11-11 | バス(路線・事業者)

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 1日目からの続き。

2日目

11本目 神奈川中央交通 平43系統 平塚駅北口-国府津駅
ここはかなり変化が大きいところです。まず、現在は平塚駅北口国府津駅間の直通運行はなくなり、平塚駅二宮駅南口間が平45・46系統として運行されています。また国道経由の二宮駅南口国府津駅間も直通が無くなり、二宮駅南口からの比奈窪行きの二30・32系統を途中の押切で、二宮駅北口~国府津駅間の二46・47・48・49系統に乗り継ぎになっています(二46・47・48・49系統は山側の住宅地などを経由)。なお現在も免許維持路線の平塚小田原間の休日の1本だけの直通の平44・45系統は残っています。
担当も平44・45と大磯までの平48を除いて、2016年3月に平塚営業所から秦野営業所に移管されています。
なお、平塚営業所秦野営業所とも神奈川中央交通本体から神奈川中央交通西の運行に変わっています。


撮影 小田原駅 2015年9月5日



12本目 箱根登山バス 国府津駅-小田原駅東口
この系統はほとんど変化がありません。

13本目 箱根登山バス 小田原駅東口-元箱根(箱根町行き)
ここもほとんど変化がありません。


撮影 三島スカイウォーク 2017年11月25日



14本目 東海バス 元箱根-三島駅(沼津駅行き)
静岡県側から東海道を箱根へ登る系統は、かっては沼津駅発着でしたが、現在は三島駅発着に変更になっています。また沿線に伊豆フルーツパークや三島スカイウォークなどの観光施設ができて、経由するようになっています。
当時は沼津東海バスと沼津箱根登山自動車が合併した沼津登山東海バスでしたが、2016年に箱根登山鉄道及び小田急箱根ホールディングスの資本が無くなり、社名も東海バスオレンジシャトルになっています。

3日目
15本目 東海バス 西伊豆特急 三島駅-土肥港(松崎・長八美術館行き)
当時は沼津発着無くなり1日2本まで本数が減少しています。ただし、修善寺駅と土肥松崎方面の快速バスが多数運転されています。また当時は下りは修善寺駅を経由し、上りは通過していましたが、現在は逆で下りは修善寺駅を経由せず、上りは修善寺駅を経由します。
当時から、修善寺駅からの乗車が多かったのですが、実態に運行形態をあわせたのかもしれません。

番外 駿河湾フェリー 土肥港-清水港
ここは運行会社のエスパルスドリームフェリーが、駿河湾フェリー運行から撤退を表明して、自治体が設立した一般社団法人に運営主体が移り、エスパルスドリームフェリーに運行委託しています。

16本目 しずてつジャストライン 日の出センター線 清水港(日の出センター)-清水駅
当時は駿河湾フェリー連絡のバスは静鉄バスでしたが、現在は無料のシャトルバスになっています。ただし、静鉄バスの清水三保間のバスがフェリー乗り場付近を通っていて、乗車することができます。


静鉄バスのリバイバル塗装 撮影 日本平 2017年5月27日



17本目 しずてつジャストライン 210系統三保静岡線 清水駅-新静岡
当時は三保静岡線でしたが、静岡鉄道の鉄道線に完全並走する系統のため、減便を繰り返して、2009年に東静岡駅北口間に短縮されて国道東静岡清水線となりました。さらに現在では平日のみの運行になっています。
ただし、清水静岡間は静岡鉄道線の少し北側の北街道線が頻繁に運転されていて、清水静岡間はバスで容易に移動することができます。

18本目 しずてつジャストライン 84系統中部国道線 新静岡-藤枝駅
当時から変化なく運行しています。

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 4日目・5日目へ続く


15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 1日目

2019-11-10 | バス(路線・事業者)

15年前に東京から京都まで鉄道と高速バスを使わない、東海道東京東海道東京-京都 鉄道を使わない旅を行いました。それから15年が経過し、当時乗車した路線バスの運行が色々変わったところが出てきました。それらを再び調査してみました。

1日目


撮影 東京駅丸ノ内南口 2016年6月26日



1本目 都営バス 東98系統 東京駅丸の内南口-赤羽橋駅(目黒駅経由等々力操車所行き)
東京駅から目黒駅を経由して等々力操車所まで結んでいる路線です。
2004年当時は東急バスと都営バスの共同運行で、ほぼ交互に運行していました。朝1本目が東急バスの運行だったので、わざわざ2本目の都営バスに乗りました。

2013年4月に都営バスが撤退して、東急バスの単独運行になりました。名古屋で言うなら、基幹2号系統から名古屋市バスが撤退して、名鉄の単独運行になるようなもので、今回ここが一番驚いた変化ポイントです。
東京駅~東京タワー間の観光客需要や大学への通学需要など山手線の内側の需要も多く、また目黒駅をまたぐ需要も多いため、今後も東急バスの東京駅への乗り入れ路線は残ると考えています。実際に数年前に東京タワーに訪れた際には、東京駅から往復利用しました。

2本目 都営バス 反94系統 赤羽橋駅前-五反田駅前
この路線、2004年当時は朝夕は毎時3~4本運行していて、日中も毎時1本は運行していました。当時からルートは変わっていませんが、運行本数は、朝に3本夕方に4本まで減少しました。

3本目 東急バス 反01系統 五反田駅前-川崎駅
それほど変化がないのですが、川崎駅の発着が東口から西口に変わっています。

4本目 川崎鶴見臨港バス 川30系統 川崎駅東口-鶴見駅東口
当時からルート、本数とも大きな変化はありません。

5本目 横浜市営バス 17系統 鶴見駅東口-スカイウォーク前
17系統は現在も運転していますが、スカイウォーク前行きとスカイウォーク前に立ち寄る系統がなくなり(スカイウォーク入口には止まります)、どちらかというと大黒ふ頭への通勤路線となっています。

6本目 横浜市営バス 109系統 スカイウォーク前-本町4丁目(L8バース経由桜木町駅前行き)
この路線、15年前は首都高経由、桜木町駅発着でしたが、2007年に横浜駅発着になり、ベイブリッジの下層部に国道357号が開通して、2010年に一般道経由になっています。

7本目 神奈川中央交通 船02系統 本町4丁目-大船駅東口
船02系統の横浜側の終点が県庁入口でしたが、2008年に起点終点が桜木町駅に変更になりました。従来から船02系統の桜木町駅駅発着は、船20系統として休日に1往復運転されていましたが、こちらがメインになりました。本町4丁目は経由するので、乗車区間は変わりません。


撮影 藤沢駅北口 2012年1月21日



8本目 江ノ電バス 大船駅東口-藤沢駅北口
この路線の変化は途中の停留所の変化以外はありません。ただし、会社の方は江ノ島電鉄→江ノ島電鉄・江ノ電バス→江ノ電バス藤沢・江ノ電バス横浜→江ノ電バスと変化しています。また担当営業所も当時は藤沢営業所の担当でしたが、藤沢営業所と手広営業所が統合され、湘南営業所になっています。

9本目 神奈川中央交通 藤07系統 藤沢駅北口-茅ヶ崎駅
当時は藤沢駅茅ヶ崎駅直通が多数ありましたが、2時間に1本程度の運行になり、現在は辻堂駅などでの乗り継ぎが増えています。

10本目 神奈川中央交通 茅06系統 茅ヶ崎駅-平塚駅北口
当時は神奈川中央交通本体の運行でしたが、現在は神奈川中央交通西が運行しています。それ以外は変化はありません。

15年目の東海道東京-京都 鉄道を使わない旅 2日目・3日目に続く


高知県東部交通

2019-09-30 | バス(路線・事業者)


室戸岬をエリアとする高知県東部交通。その名の通り、旧高知県交通の地域分社子会社になります。2014年に土佐電気鉄道と高知県交通、土佐電ドリームサービスが経営統合して、とさでん交通となりましたが、この高知県東部交通を始めとした旧高知県交通の地域分社子会社は統合対象にならずそのまま残されました。

高知県は、戦時中の交通統合のとき、土佐交通(土佐電気鉄道)と高知県交通の2社体制になり、高知市や近郊は両者でモザイク状にエリアが入り組んでいました。室戸岬方面も後免から安芸市までが土佐電気鉄道(土佐電ドリームサービス)、安芸市から室戸岬を経由して甲浦、さらに以前は徳島県内の牟岐までが高知県交通(高知県東部交通)のエリアとなっていました。安芸市でエリアが別れていたのは、1944年に土佐交通が高知県交通の前進の野村産業から、後免から安芸市までの自社鉄道線に並走するバス路線を買収したためです。

2017年に高知安芸間の路線が、とさでん交通から高知県東部交通に移管されています。高知県東部交通の営業所は室戸と安芸市にあり、高知安芸の路線を安芸市の営業所で管理したほうが効率的と判断されたのではないかと思われます。
最近では、高知県交通と土佐電気鉄道の合併の影響や、路線移管分の補充などもあり、高知県東部交通には旧土佐電気鉄道カラーのバスが移籍して、そのまま使われていました。

撮影 甲浦 2019年9月28日