小柳奈ノ花 こやなぎなのか
小学生
「先生!頭がおかしくなったので
今日の体育を休ませてください」
と、きちんと手をあげ立ち上がって言う子
マンションの11階に住む
自分を賢いと思っていて
他の子を見下し
そのため学校には友達がいない
帰宅後は
しっぽが半分しかない野良猫と遊びに行く
小さなクリーム色したアパートに住む
アバズレさんと呼んでいる女性のところへ
もう一人の友達は
大きな木の家に住むおばあちゃん
おばあちゃんとは
本好きということで話が合い
どんな本がおもしろかったかとか
おすすめの本などの話をする
おばあちゃんはお菓子を作るのが得意
今日はマドレーヌ
アバズレさんもおばあちゃんも留守だったある日
おばあちゃんちに行く途中の分かれ道
いつもと反対の道へ行ってみる
石でできた建物
入り口にはドアもなく
恐る恐る入ってみると
屋上に手首にカッターを押し当てている
女の人がいた
高校の制服に
南と書いてあったので
南さんと呼ぶ
南さんは物語を書いているという
友達が一人増えた
楽しみしていた授業参観
いつも忙しくしている共働きの両親が
来てくれるというので
課題である「幸せとは何か」を
一生懸命考えていたのに
二人とも来られなくなったと言う
食事も途中で
ベットに潜り込む奈ノ花
失望 悲しさ
南さんにその話をすると
すぐ謝って仲直りしろと言われた
南さんは親と喧嘩をして
仲直りできないまま
亡くしていたのだ
そして授業参観の日
幸せとは何かを一人一人発表していく
どうせ両親は来ない
幸せとはなんなのかわかりませんと言おうとしたその時
教室のドアを開けて入って来たのは!!
思わず
幸せとはここにお父さんとお母さんがいることです
と言ってしまった
そして
南さんとの突然の不思議な別れ
奈ノ花の隣の席の桐生くんのお父さんが
泥棒をしたという噂
からかってきた男の子に対して
桐生くんの味方をしたつもりなのに
桐生くんからやめてと言われ
奈ノ花の方をにらんできた
そして桐生くんは登校拒否になる
桐生くんの味方をするあまり
口が達者な奈ノ花は
クラスの子たちを敵にしてしまう
なんとか桐生くんを登校させようと
自宅まで行ったのに
いくじなし 嫌なことと戦ってと言うと
みんな嫌いだ 小柳さんが一番嫌いだと
言われてしまう
学校では奈ノ花に対して
無視といういじめが始まる
アバズレさんの幸せとは何かの答え
誰かのことを真剣に考えられるということ
アバズレさんは
奈ノ花と同じ
自分以外の人間はみんなバカだと思っていた
友達もなくいつも一人だった
二人の共通点
口癖が人生とは
漫画の「ピーナッツ」が大好き
そして
桐生くんは
自分から戦おうと思っていたのに
その前に奈ノ花から
戦えと言われたのがショックだったのではと教える
いつもはお嬢さんと呼んでいたのに
奈ノ花という名前を教えていないのに
南さんもアバズレさんも知っていたという
不思議
翌日桐生くんの家に行く
今日は説得するのではなく
幸せとは何かの話し合いの続きのために
登校時間になっても登校しない奈ノ花を見て
桐生くんは奈ノ花がみんなに無視されて
自分も学校に行かないことにしたことを知る
一緒に学校に行こうと言い出す桐生くん
桐生くんの幸せとは何かの発表は
奈ノ花を幸せな気持ちにしてくれた
アバズレさんに報告に行くと
またまた不思議なことが!!
アバズレさんはアパートにいなくて
別の男の人が住んでいた
ずっとここに住んでいて
アバズレさんのことは知らないと・・・
そしておばあちゃんとも別れがやってくる
南さんもアバズレさんも
奈ノ花が分かれ道で選ばなかった方の人生
おばあちゃんは?
私は好きなことをして好きな人達と一緒に
人生を過ぎしてきた
普通の人生
普通に幸せな人生を送ることができた
人生とは
かき氷みたいなもの
たくさん好きな味があるのに
全てを食べることはできない
おなかを壊しちゃうから
和風の朝ごはんみたいなもの
知る必要のないことなんてない
味噌汁・・・
昼休みみたいなもの
時間が決まっている
自分で書いた物語だ
推敲と添削
自分次第でハッピーエンドに書きかえられる
スイカみたいなもの
ほとんどの部分は噛んで飲み込めるのに
食べてると口の中にちょっとだけ
飲み込めない部分が残る
飲み込めなくても
どこかに埋めたら芽が出るかも
結婚はプリンみたいなもの
甘い部分もあるが
苦い部分もある
人生とはベットみたいなもの
寝るだけならシングルで十分
人生とはクジャクの求愛みたいなもの
品と羽?
人生ってリレーの第一走者みたいなもの
自分が動きださなきゃ何も始まらない
人生とは綺麗な色をしたお菓子と一緒
どうやって出来上がったのか
分からないものである
人生とはコーヒーカップに乗った後みたい
自分が行きたい方向とは逆の方に歩いてしまう
人生とはお弁当と一緒
好きなものは全部詰め込めない
人生ってリュックみたいなもの
背負うものがあったほうが背筋が伸びる
おばあちゃんが最後にくれたことば
幸せとは自分が嬉しく感じたり楽しく感じたり
大切な人を大事にしたり自分のことを大事にしたり
そういった行動や言葉を自分の意志で選べること
いいかいなっちゃん
人生とは
全て希望に輝く今のあなたのものよ
夢でもいいから
間違った方向に進んでいこうとしている時
教えてくれる人がいたら
それを素直に聞けたら
自分はどんな人生を歩んでいたでしょうか?
小学生
「先生!頭がおかしくなったので
今日の体育を休ませてください」
と、きちんと手をあげ立ち上がって言う子
マンションの11階に住む
自分を賢いと思っていて
他の子を見下し
そのため学校には友達がいない
帰宅後は
しっぽが半分しかない野良猫と遊びに行く
小さなクリーム色したアパートに住む
アバズレさんと呼んでいる女性のところへ
もう一人の友達は
大きな木の家に住むおばあちゃん
おばあちゃんとは
本好きということで話が合い
どんな本がおもしろかったかとか
おすすめの本などの話をする
おばあちゃんはお菓子を作るのが得意
今日はマドレーヌ
アバズレさんもおばあちゃんも留守だったある日
おばあちゃんちに行く途中の分かれ道
いつもと反対の道へ行ってみる
石でできた建物
入り口にはドアもなく
恐る恐る入ってみると
屋上に手首にカッターを押し当てている
女の人がいた
高校の制服に
南と書いてあったので
南さんと呼ぶ
南さんは物語を書いているという
友達が一人増えた
楽しみしていた授業参観
いつも忙しくしている共働きの両親が
来てくれるというので
課題である「幸せとは何か」を
一生懸命考えていたのに
二人とも来られなくなったと言う
食事も途中で
ベットに潜り込む奈ノ花
失望 悲しさ
南さんにその話をすると
すぐ謝って仲直りしろと言われた
南さんは親と喧嘩をして
仲直りできないまま
亡くしていたのだ
そして授業参観の日
幸せとは何かを一人一人発表していく
どうせ両親は来ない
幸せとはなんなのかわかりませんと言おうとしたその時
教室のドアを開けて入って来たのは!!
思わず
幸せとはここにお父さんとお母さんがいることです
と言ってしまった
そして
南さんとの突然の不思議な別れ
奈ノ花の隣の席の桐生くんのお父さんが
泥棒をしたという噂
からかってきた男の子に対して
桐生くんの味方をしたつもりなのに
桐生くんからやめてと言われ
奈ノ花の方をにらんできた
そして桐生くんは登校拒否になる
桐生くんの味方をするあまり
口が達者な奈ノ花は
クラスの子たちを敵にしてしまう
なんとか桐生くんを登校させようと
自宅まで行ったのに
いくじなし 嫌なことと戦ってと言うと
みんな嫌いだ 小柳さんが一番嫌いだと
言われてしまう
学校では奈ノ花に対して
無視といういじめが始まる
アバズレさんの幸せとは何かの答え
誰かのことを真剣に考えられるということ
アバズレさんは
奈ノ花と同じ
自分以外の人間はみんなバカだと思っていた
友達もなくいつも一人だった
二人の共通点
口癖が人生とは
漫画の「ピーナッツ」が大好き
そして
桐生くんは
自分から戦おうと思っていたのに
その前に奈ノ花から
戦えと言われたのがショックだったのではと教える
いつもはお嬢さんと呼んでいたのに
奈ノ花という名前を教えていないのに
南さんもアバズレさんも知っていたという
不思議
翌日桐生くんの家に行く
今日は説得するのではなく
幸せとは何かの話し合いの続きのために
登校時間になっても登校しない奈ノ花を見て
桐生くんは奈ノ花がみんなに無視されて
自分も学校に行かないことにしたことを知る
一緒に学校に行こうと言い出す桐生くん
桐生くんの幸せとは何かの発表は
奈ノ花を幸せな気持ちにしてくれた
アバズレさんに報告に行くと
またまた不思議なことが!!
アバズレさんはアパートにいなくて
別の男の人が住んでいた
ずっとここに住んでいて
アバズレさんのことは知らないと・・・
そしておばあちゃんとも別れがやってくる
南さんもアバズレさんも
奈ノ花が分かれ道で選ばなかった方の人生
おばあちゃんは?
私は好きなことをして好きな人達と一緒に
人生を過ぎしてきた
普通の人生
普通に幸せな人生を送ることができた
人生とは
かき氷みたいなもの
たくさん好きな味があるのに
全てを食べることはできない
おなかを壊しちゃうから
和風の朝ごはんみたいなもの
知る必要のないことなんてない
味噌汁・・・
昼休みみたいなもの
時間が決まっている
自分で書いた物語だ
推敲と添削
自分次第でハッピーエンドに書きかえられる
スイカみたいなもの
ほとんどの部分は噛んで飲み込めるのに
食べてると口の中にちょっとだけ
飲み込めない部分が残る
飲み込めなくても
どこかに埋めたら芽が出るかも
結婚はプリンみたいなもの
甘い部分もあるが
苦い部分もある
人生とはベットみたいなもの
寝るだけならシングルで十分
人生とはクジャクの求愛みたいなもの
品と羽?
人生ってリレーの第一走者みたいなもの
自分が動きださなきゃ何も始まらない
人生とは綺麗な色をしたお菓子と一緒
どうやって出来上がったのか
分からないものである
人生とはコーヒーカップに乗った後みたい
自分が行きたい方向とは逆の方に歩いてしまう
人生とはお弁当と一緒
好きなものは全部詰め込めない
人生ってリュックみたいなもの
背負うものがあったほうが背筋が伸びる
おばあちゃんが最後にくれたことば
幸せとは自分が嬉しく感じたり楽しく感じたり
大切な人を大事にしたり自分のことを大事にしたり
そういった行動や言葉を自分の意志で選べること
いいかいなっちゃん
人生とは
全て希望に輝く今のあなたのものよ
夢でもいいから
間違った方向に進んでいこうとしている時
教えてくれる人がいたら
それを素直に聞けたら
自分はどんな人生を歩んでいたでしょうか?
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