トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

オケ老人 荒木源 

2016-11-25 20:16:49 | 本 2016年
映画との違いはいろいろあったが
一番の違いは
主人公 杏が演じた小山千鶴が
原作では男性だったってこと

中島明彦
数学の教師という点は同じ

男性であるから
ラブホ前で撮られた脅迫写真は
もちろん相手は女性
生徒で野々村の孫娘和音

中島が恋心を抱く同僚教師は
英語の先生の坂下由香里

世界的指揮者ゴルゴンスキー
映画ではフランスのロンバールだったが
原作ではロシア人になっている
ゆえに坂下先生はロシア語が堪能だという設定だし
お菓子の勉強にフランスに行くなんてことはない
だが坂下先生はロシアへ行ってしまうのだ
中島は失恋・・・


そのほか
ゴルゴンスキーの通訳が有野という日本人で
なんとスパイ

マトリョーシカの中に
パスワードを書いたメモが入ってて
日本の物産展で受け渡しするはずが
紛失

それを捜すために
有野は
なんとメンバーの一人の
老人ホームに手伝いに行く
という映画では全くない話

それから
メンバーの一人真弓センセイ
元教師で
オレオレ詐欺に引っかかる
自信喪失してしまい
練習にも来なくなった

中島はメンバーたちと
犯人捜し

するとそれは真弓センセイの教え子だった

その教え子吉井
反省しているし仲間とも切れてるということから
警察には突き出さず
なんと吹奏楽部だったということで
梅響に加入させてしまう

さらにその時の詐欺の仲間が
後後
OS電気相手にも
詐欺をたくらみ
吉井の証言ですんでのところで
未遂に終わるなんてことも起きる

映画もおもしろかったけれど
原作も最高

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