ブルックリンでオペラを

本編１０２分と短めだから
あらすじは単なる夫婦の危機かと思いきや
短い時間でいろんな要素が含まれていました

あらすじはチラシから

ニューヨーク　ブルックリンに暮らす夫婦
パトリシアとスティーブン
人気精神科医の妻パトリシアは
掃除が大好きな潔癖症
一方　人気の現代オペラ作曲家の夫
スティーブンは、人生最大のスランプに陥っていた

ある日、愛犬と行く当てのない散歩に
送り出されたスティーブンは
とあるバーでユニークな船長の
カトリーヌと出会う

彼女に誘われて船に乗り込んでみると
予想だにしない出来事に襲われ
その想定外の出会いが、やがて夫婦の人生を
劇的に変えてゆく

ここからネタバレで

予想だにしない出来事とは
カトリーヌは恋愛依存症で
迫られてつい関係を持ってしまうのです
あららら～～

パトリシア（アン・ハサウェイ）には
１８歳の息子ジュリアンがいて
スティーブン（ピーター・ディンクレイジ）は継父

夫婦は医者と患者だったのかな？
薬なんか徹底的に管理されている様子だし

息子ジュリアンと恋愛関係にあるのは
テレザ１６歳

テレザの父親が（こちらも継父）二人の交際を知って
激怒し
法律に詳しい彼は
未成年対象の犯罪で訴えると言い出した

そこで１６歳でも結婚できる州を探し出す

パトリシア　スティーブン　娘の母親は
二人を結婚させるために奔走

みつからないように
その州までカトリーヌの船を使って
移動する

それともう一つのネタバレは

スティーブンがカトリーヌとの出会いを
オペラにして発表してしまうんです
それが大評判になり
いっときの過ちと思っていたスティーブンだけど
カトリーヌの方は
それが愛の証だと思ってしまうのですよ

わざと精神科医のパトリシアの所へ
恋愛相談にやってきたカトリーヌ
事情を知って
パトリシア精神がおかしくなった？
男性患者の前で全裸になってしまうのです

パトリシアはスティーブンと別れ
修道女になる決意をします
決して騒動にはしないのです

スティーブンを演じた
ピーター・ディンクレイジという俳優さんは
軟骨無形成症による小人症で、身長132cm。
その上、ヘアースタイルとひげのせいで
どう見てもイケメンには見えず
アン・ハサウェイ演じるパトリシアとは
不釣り合い

わざと対照的な夫婦にしたのかな
潔癖症の彼女との生活
それがストレスになって
曲が書けなくなったのでは？

自由奔放なカトリーヌとの愛の方が
合っている？

オペラのシーンは
題材がそうなので面白おかしく
実際にあったらぜひ鑑賞したいものです

ジュリアンとテレザの恋愛も
まだ真の相手がこの人と
決められないような年齢で
強く反対したために裏目に出て
結婚を急いでしまい
二人の恋愛を温かく見守ってあげていればと
思ってしまいました

原題は
She came to me
彼女が降ってきたという意味らしいです
なるほど
愛が突然降ってきた

映画『ブルックリンでオペラを』公式サイト｜2024年4月5日（金）公開