トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

トワイライト ささらさや

2017-03-14 12:31:14 | 映画 2017年
ユウタロウ(大泉洋)は高座名「寂々亭遊人」という落語家

彼の話を聞いて笑っている客を一人も見たことがない
と師匠に言われるほど売れてない

それでも笑ってくれた客が一人だけいた

それがサヤ(新垣結衣)

どうして笑ったのか尋ねる

「一生懸命だったから」と答えるサヤ

お互い身寄りがなく天涯孤独だとわかり
付き合い始め
そして結婚した

二人の間にユウスケという
男の子が生まれる

ところが
生まれて間もなく
ユウタロウは交通事故で死んでしまう

ユウタロウの魂は
サヤとユウスケを心配するあまり
成仏できず幽霊となって二人の周りをさまよっていた


葬式には天涯孤独のはずなのに
ユウタロウの父と名乗る男(石橋凌)がやってきて
サヤ一人で育てるのは無理だから
自分がユウスケを育て跡取りにすると言いだす


その時
ユウタロウが師匠(小松政夫)の体に入り込み
サヤに話し出す
最初はサヤもわからなかったが
自分とユウタロウにしか
なつかないユウスケが泣き止んだのを見て
信じ始める

このままだと父親にユウスケが取られてしまう
という言葉に従い葬儀場から逃げ出すサヤ

サヤとユウスケがやって来たのは
「ささら」という田舎町

5年前に亡くなったサヤの叔母の家が残っていて
サヤが相続していた設定

不動産屋が無断で他の人に貸していて
その5年分の家賃がサヤに入ってくることになる

経済的には助かります

そこでは
元教師の久代(波乃久里子)や
隣のおせっかいばあさん珠子(藤田弓子)
旅館の女将お夏(富司純子)
などに助けられ

また同じくシングルマザーのエリカ(福島リラ)
息子のダイヤ(寺田心)と仲良くなる

その間ユウタロウは
お夏や駅員佐野(中村蒼)の体に入り込み
サヤと会話する

またユウタロウがそばにいると言うサヤの話を
信じなかったエリカの目の前で
ユウタロウがダイヤに入り込み話し出す

ダイヤは心を閉ざし
誰とも口を利けないでいたのだ
驚いて倒れてしまうエリカ

そしてとうとう
ユウタロウの父親に携帯の電話番号を知られ
電話がかかって来る

サヤは孤独だった久代が
息子や孫に会って喜んでる姿を見て
父親も孫に会いたいだろうとユウスケを会わせることにする

しかしやってきた父親は
スキを見て
ユウスケを連れて逃げてしまった

途方に暮れるサヤだったが
なぜか父親の携帯から着信が入っていたことに気づく
折り返しかけてみると
ユウスケの無邪気な声と病院のアナウンスが
聞こえてくる

居場所が分かり
駆けつける

ユウスケが突然 熱を出しひきつけを起こしたため
父親が病院に連れてきていたのだ

そしてこれは
ユウタロウがユウスケの体に
入り込んで携帯電話を操作し知らせたこと
急に熱を出したのもそんな霊的なことが原因だった

ユウタロウは
自分と母よりも仕事を優先し
母が死ぬ時もそばにいなかった父親を
ずっと恨んでいたのだった

それで早くに家を出て
落語の道に進んだのだが
その落語の面白さを教えてくれたのも父だし
高座に上がった時は見に来てくれていた

そんな父親の本当の気持ちを知り
またサヤが自分がいなくても
ちゃんと生きていけると確信し
成仏していく

お後がよろしいようでの
言葉を最後に!!

大泉洋さんが出演しているので
もっとユーモアを期待したけど
それほどでもなく
もっと不思議な現象が起きて
笑わせてくれてもいいかな

登場するささらの町の様子が
ジオラマ的に見えましたが
どうやらこの町が不思議な町に見えるように
フォトグラファーという
撮影法を使ったらしいです
作り物ではないってこと

デジカメでも
そういうモードがあるらしい
初耳!!

もうとにかく
新垣結衣さんが可愛らしくって
キレイで
本当に素敵でした
レトロっぽい大きすぎるベビーカーも
彼女とささらの町の雰囲気に
合ってる!!

コメント
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