ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

子どものことをあれこれ思い悩まない…?

2008-07-22 12:54:06 | 教育論
「子供の才能を見つけるヒント」という本の中で、
アドラー博士が、

子どものことをあれこれ思い悩まず、
一つだけ「この子は大丈夫」と思い続けろ

というタイトルでお書きになっている話にちょっと圧倒されてしまいました。

あるお母さんがアドラー博士に、
うちの子は、わりとなににでも興味をしるすけれど、すぐ飽きてしまうので、
将来、ひとつの仕事をちゃんと続けられるのか心配だ…と相談をします。

それに対するアドラー博士の答は、
確かに、飽きっぽいと言うか、移り気な子はいます。しかしそれは悪いことでもなんでもないでしょう。
はてしなく続けるわけではありません。
もしかして、大きくなって、いろいろな職業を点々としたなら、
少しもかまわないではないですか?
いろいろな職業を転々として、
自分の才能に気づいていくのです。やったことは全て役に立つ。
「おまえ、いろいろなことがやれてよかったね」と、
子を誇りに思えばいい。

博士からの応用問題

うちの子はなにもやりたがらない。何をやらせても興味を持たない。
ただ食っちゃ寝食っちゃ寝をくりかえすだけで、ぼーっとしているので、
心配でたまらない。

アドラー博士の答はこうです~♪

「ああ、素敵だなぁ、飯食えて」「よく寝られてよかったなぁ」
という気持ちで接する。
拒食症の子がいたり、不眠症になったりして、
苦労している人もいる。

親自身はいろいろごちゃごちゃした見方をせずに、
いつだけ「この子は大丈夫だ」と思い続けることです。
どこから見たってこれでいいんだ、大丈夫なんだ、と
信じ続けてみることが大事です。

アドラー博士の答え…大らかですねぇ!!

子供は「過小評価」せず「過大評価せよ」

「たとえ、他人から子供が疑われても、
徹底的に信じてやれ」

というのも、博士の持論です。個を重んじる海外の教育論…参考になりますね。


 

いつもどうもありがとうございます。 

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