今日も「NHK音楽祭」へ。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ)、ファビオ・ルイージ指揮。
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」から「外国のお客を迎えてくれ」
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
R.シュトラウス:歌劇「ダナエの愛」から
第3幕第3場への間奏曲 / 第3幕フィナーレ(ジュピターのモノローグ)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕(全曲)
独唱陣は、エヴリン・ヘルリツィウス(ジークリンデ)、ヴォルフガング・シュミット(ジークムント)、ハンス=ヨアヒム・ケテルセン(ジュピター)、クルト・リドル(ダーラント、フンディング)。
今は時間がないので、ごく簡単に感想を記すが、ルイージの指揮は素晴らしい。
明るく澄んだ響きを引き出し、実にしなやかでスピーディ。ワルキューレ第1幕という長丁場が、始終心地よく、とても短く感じられた。時にはこういうワーグナーも良いでしょう、新鮮味あり。歌手も総体的に優れていた。
このドレスデンのオケ、録音でも生演奏でも、いつも期待どおりの美しい響きを聞かせてくれる。今後もちょくちょく来日してくれますように。
camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4 film: Konica CENTURIA PORTRAIT400