ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

刻限

2005年11月30日 | TC-1

今日はメール句会の締切。深夜まで格闘。
全くダメでした。
そんな時もあるでしょう。


camera: Minolta TC-1  film: Fuji SUPERIA100

世代

2005年11月28日 | T-PROOF

ある歴史ノンフィクション作家の先生と飲みまして、感銘。
たとえば昭和期の大きな出来事を、
<記憶>する世代、<記録>する世代、
そこから<教訓>を学ぶべき世代、それを<定着>させるべき世代。
分断されてしまって、それでいいのか。

平成の世とて、今後重大な出来事は起こるはず。
そこで自分が生き残れたとして、次代にどう伝えられるか。

もっとも今宵は、くだけた、軽い雑談が主の楽しい会合。
その笑い話、世間話からも大いに得るものあり、でした。


camera: Kyocera T-PROOF  film: Fuji SUPER400

行楽

2005年11月27日 | Pentax K-mount

今日はアウトドアしましたよ。運動不足解消に、適度な散策を。
まず牧野記念庭園へ。夏に高知の牧野植物園を見学したので、牧野博士にはなんとなくお馴染み感が。
それから石神井公園へ。石神井池と三宝寺池。
ボートにも乗った。乗せていただいたというべきか。
オシドリやカワセミを間近に見ることができ、嬉しかった。


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Kodak MAX beauty400

吉例

2005年11月23日 | T-PROOF

歌舞伎座の11月は、「顔見世」。
玄関の上には古式に則った櫓が組まれている。
これの由来を説明すると長くなるので、割愛。ここでも見てください。

本日は夜の部へ。
『日向嶋景清』筆名・松貫四こと中村吉右衛門自らが作った台本で。ううむ、これは渋い芝居だ。ドラマの展開にさほど面白さがあるわけでなく、役者の心理描写を見るべきものか。もちろん、気の入ってる時の吉右衛門は、さすが、唸らせるものがあるが。

『鞍馬山誉鷹』6歳になった大ちゃんが初代中村鷹之資を名乗ることになったので、その披露のための演し物。立派にやってました。6歳の子役のレベルとしては、なかなか。リズム感良し。富十郎パパも、今までの親子共演の時のでれでれした親ばかっぷりをほとんど見せず、きりりと演じて好感。雀右衛門、吉右衛門、仁左衛門、梅玉の共演を得て、口上もついて、これ以上ない贅沢な門出。それにしても、実の父親と70歳も年の離れた子どもだからなあ、厳しい現実問題が何かとあろうが、どうか大きな役者になってください。

高麗屋親子による『連獅子』。見る前はあまり期待していなかったのだが、仔獅子の染五郎が上々で存外の面白さ。「連獅子」は十数回は見てるけど、これほど力感溢れる、勢いのある仔獅子って、滅多にないよ。ただ力まかせなのではなく、一点一画をきちんと踊っているから良い。挙措の一々が光を放っていた。反対に、幸四郎は仔獅子の引き立て役って程度。

『大経師昔暦』梅玉と時蔵。上方の風味は薄いけど、わたくし的には、別にかまわない。お玉役の梅枝、あれあれ、子どもだと思っていたら、もうこんな役をやるようになったのか。あとで調べたら、18歳とのこと。にしても、その若さではけっこうな大役だと思う。有望株ということで今後注目してみるか。


camera: Kyocera T-PROOF  film: Kodak HD400

現世

2005年11月22日 | Pentax K-mount

日々いろいろあるけれど、そのいろいろが面白いのだ。

この業界は本当に飲み会が好きで、今日もバラエティな6人組が揃って、楽しく過ごせた。

さすがに激しく酔っぱらった。もう寝ます。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Fuji REALA ACE100

由緒

2005年11月21日 | TC-1

江戸川公園付近の神田川。東京都文京区。
以前、この近くに勤めていた。もう前世紀のことになるのか。

昔、隅田川が「大川」だったり「宮戸川」だったりしたように、神田川が「江戸川」だった。
(このあたりの事情は、説明しだすと長くなるので、割愛)


camera: Minolta TC-1  film: Kodak 400UC

松竹

2005年11月20日 | R1s

歌舞伎座昼の部へ。
仁左衛門、雀右衛門、梅玉と揃った「熊谷陣屋」が絶品。
他は、いろいろあったが割愛。

歌舞伎座もいよいよ5年後に改築(実質は建て替えだろう)、その間工事で舞台の使えない期間が3年間らしい。
松竹がんばれ、ということで本日の写真。
右のビルが松竹本社(東劇)、左がADK松竹スクエア(旧本社跡地)。
ちょうどこの2棟だけ並べて写せる良いアングルがあった。


camera: Ricoh R1s  film: Konica SINBI200 (SRM)

冷気

2005年11月18日 | R1s

だいぶ冷えこんできました。

朝、一番先に出社した者がまず窓を開ける習慣。
もっとも総勢2名しかいない会社ですが(笑)。

今日は会社のホームページを更新。私が担当。他にやる人がいないので。
こういうのがとにかく不得手で、かなり時間がかかってしまう。
わけもわからず「Nvu」という英語版のソフトで作っている。
誰か教えてくれないかなあ。


camera: Ricoh R1s  film: Kodak MAX beauty400

救済

2005年11月16日 | Pentax K-mount

先日の「パルジファル」について、kirinshaさんがなかなか良いことを書いているぞ→

ニーベルングの指環は歌舞伎の通し狂言を見るような面白さに充ちているけど、それに較べたらパルジファルは、なんていうか、能みたいなところがある、・・・・と確かに言ったおぼえがある。
これはまあ、慣れてない人にとっては長丁場で退屈するかもしれないぞ、覚悟しておき給え、という意味もこめていたのだけど(笑)。能好きのきりんさんにはかえって良かったようで。

学生時代、恩師N先生(筆名HK)に、パルジファルはどうですか? と尋ねたら、
師曰く「退屈だよぉ」。
難易度高いぞ、心して取り組めよ、というニュアンスでおっしゃったものと受けとめた。
続けて「クナッパーツブッシュ(指揮)ので聞くんだったら、良いでしょう」と、お薦めレコードの紹介。ほんとうに良い先生だったなぁ・・・
(NゼミOB諸君は、先生の口調や表情を思い出しながら読んでね)

当時は「ローエングリン」にはまっていて(もう夢中でした)、されど他のワーグナー作品については部分を知るだけで全体を通して聴いたことがなかった。貧乏学生には、LP4~5枚組になるワーグナーの後期作品は容易に手の出せるしろものではなかったのだ。
社会人となり、CD全盛の世となり、あとはもうごらんのとおりで現在に至る。
はまった順序からいうと、トリスタンやリングの方がパルジファルより先だった。私の場合は。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Fuji REALA ACE100