ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

半分

2006年06月30日 | NATURA

1年の半分が終わった。
だからというわけではないが明日明後日は体力の回復につとめることにする。


camera: Fuji NATURA BLACK F1.9  film: Fuji SUPERIA Venus800

あの日のライブが

2006年06月29日 | TC-1

鈴木祥子の新しいDVD、タイトルが長いぞ。
“I don't play no instruments. / I wanna play my instruments”
これは今年3月31日渋谷BOXXでのライブを収録したもの。私も会場にいた。
DVD化にあたっての余計な小細工が無く、ライブそのままの映像なのが良い。

おや、「YouTube」にも、いつの間にか鈴木祥子動画が何本もアップされておるぞ。


camera: Minolta TC-1  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400

鳥よし

2006年06月26日 | TC-1

言戸堂さんと地元ミーティング。大いに語る。面白し。貴重な情報、ご意見などいただく。勉強になった。ありがとうございました。
黒目川の話題では、回旋塔の件が気になった。

ヘンな写真ですみません。酔ってもスタンスのぶれない(思考も身体も)、足腰丈夫な様を表したイメージ写真のつもりなのですが・・・。


camera: Minolta TC-1  film: Kodak MAX beauty400

標識

2006年06月25日 | Pentax K-mount

家にこもっていた。仕事関係で読まねばならぬものあって。
内容は悪くないけどなあ・・・このままじゃ売れないだろうなぁ・・・。というものが多い。ここが頭の使いどころ。


camera: Pentax MZ-M + K28mmF3.5  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

お手伝い

2006年06月24日 | R1s

ツラツリ師の引越の手伝いに行く。
ツェンダー編「冬の旅」が絶叫される中、本の詰まった段ボールを廊下に積み上げていく。
今は無き福武文庫がたくさんあった。今は無きといえば、ペヨトル工房やリブロポートの図書目録も保管されていた。
夕食後は師匠の俳句講座。私が持参した邑書林の「現代俳句100人20句」を教材に、読み方のポイントをわかりやすく解説していただく。勉強になった。


camera: Ricoh R1s  film: Agfa VISTA400

愉快な・・・

2006年06月23日 | NATURA

東京シティフィルの第200回定期演奏会。東京オペラシティにて。
200回記念ということで、飯守泰次郎&矢崎彦太郎の二枚看板がともに出演、何やら趣向もあるとのこと、これは聞きに行かねばなるまい。
チラシに出ていた今回のタイトルは、
「記念ガラ~飯守&矢崎の愉快な・・・」。

愉快といえば、指揮者2名によるご挨拶のトーク。漫才みたいで楽しい(矢崎さんはボケもツッコミもナイスだな)。

プロコフィエフ:古典交響曲 ニ長調 作品25(交響曲第1番)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
リスト:交響詩「レ・プレリュード」
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28

どちらがどの曲を振るかは当日のおたのしみ、とのこと。ふつうに予想すれば日頃のレパートリーからして前半2曲が矢崎、後半2曲が飯守なのだが。
実際は、矢崎、飯守、が交互に登場。
結果、飯守の「ラ・ヴァルス」を聴けたのが本日いちばんの収穫か。重く厚く、異様な不気味さがあって、実にユニーク。どろどろの爛熟。途中までは。だんだん雲が晴れていくように明るくなって、硬めな響きに変化していき、リズムの急変する終結部では、エレガントな揺らぎとか、イリュージョンが崩壊していく感じとかではなく、かっちりジャン!ジャン!と締めた。設計してこうなったのか、指揮者のカラーが自ずと出たのかは知らないが、面白く、興奮した。

本編のあとは、合唱団も登場し、祝典のアンコール大会。矢崎指揮でヴェルディ「行けわが思いよ、金色の翼に乗って」、飯守指揮でJ.シュトラウス2世を2曲、「コヴェントガーデンの思い出」、「こうもり」からシャンパンの歌、最後は指揮者無しで「ラデツキー行進曲」。聴衆も手拍子で参加、ニューイヤーコンサートみたい。

30年の歴史、200回の定期。立派なことだが、現状は厳しい。
もっと世間にアピールしないと。


camera: Fuji NATURA BLACK F1.9  film: Fuji NATURA1600

MET

2006年06月21日 | Pentax K-mount

メトロポリタン歌劇場来日公演。NHKホールにて「ワルキューレ」。
さすが世界最大のオペラハウスの公演、その底力は十分実感。
オットー・シェンク演出の、伝説的というか、定番というか、時代遅れというか(笑)、DVDでもお馴染みのあの豪華な舞台が再現され、まさに“超”がつく豪華キャストの面々が至芸を披露して、ゴージャス、ゴージャス。

レヴァインが怪我のため来日不可となり、指揮者は代役が立てられた。
「ワルキューレ」は全4回公演のうち最終日の本日だけは英国の名匠サー・アンドリュー・デイヴィス(他の3回はC.エッシェンバッハ)。
A.デイヴィスといえばエルガーやヴォーン=ウィリアムズのシンフォニーのCDでしか知らなかったので、どんなワーグナーになるのか興味津々。代役だけに万全とはいかなかったが、全体的にはなかなか良かったと思う。丁寧な音作りに好感。速めのテンポで明るく透明感のある響きを志向。重厚さはまるでなかったけど、こういうワーグナーも案外悪くない。

<主な配役>
ジークムント:プラシド・ドミンゴ
ジークリンデ:デボラ・ヴォイト
フンディング:ルネ・パーペ
ヴォータン:ジェームズ・モリス
ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ
フリッカ:イヴォンヌ・ナエフ

↑見よ、この強力な陣容。
大好きな「ワルキューレ」の実演を全く穴のない配役で聞けるこの嬉しさ!
高齢のドミンゴはさすがに衰えを隠せず心配されたが、要所要所での「説得力」ある歌唱に感服。
モリスは17年前に収録されたDVDのものより遥かにヴォータンらしい風格が備わっていたし、ポラスキは私が2002年にベルリン国立歌劇場来日公演で聞いたときより声の伸びが良かった。

幸運にも最廉価のF席が取れて、で、これだけ楽しめたので今回の費用対効果は ∞ なり。


camera: Pentax MZ-M + K28mmF3.5  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

季語

2006年06月20日 | Pentax K-mount

近所にある市営の野草園。訪れる人がほとんどいないのは勿体ない話だ。
季語の宝庫。実物見ても急に俳句が作れるようになるわけではないが。


camera: Pentax MZ-M + K28mmF3.5  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

頭脳明晰

2006年06月19日 | TC-1

ものすごく頭の切れる人との打合せ。一度じっくりお話ししたいと思っていた人。TVからではこの人のホントの凄さはわからないからね。
面白かったなあ。
ここから仕事のカタチにもっていくのがいつも一苦労なのだが。


camera: Minolta TC-1  film: Fuji REALA ACE100

六月大歌舞伎・昼

2006年06月18日 | μ2

歌舞伎座昼の部。
「双蝶々」の角力場、幸四郎の濡髪はさすがに大きく、なかなか良い。染五郎に放駒と与五郎の2役持たせたが、まだどちらか一つをじっくり取り組ませるべき時期なのでは。替わりばえがせず、どっちも中途半端の感。
松貫四こと中村吉右衛門の創作シリーズ、昨年11月の「日向嶋景清」に続いて今月は「藤戸」。能をベースにした松羽目もの。正直ちょっと退屈。脚本はともかくとして、表現手法が旧来の歌舞伎のイディオムの借りもの、つなぎ合わせ、って感が強い。吉右衛門の作った藤戸には他の狂言にはない凄い表現があるぞ!ってことになればそれを楽しみに二度三度見たい気持も起きるのだろうが。創作創造は歌舞伎の未来を拓くためにも必要な、評価すべき活動だと思うが、どうか自己満足に陥りませぬように。
「荒川の佐吉」。佐吉役は、孝夫時代から何度も手がけて定評ある仁左衛門。周りも揃って、大芝居となった。代々の親分役が芦燕、段四郎、菊五郎がそれぞれ持ち味を発揮、時蔵のお新、孝太郎のお八重、染五郎の辰五郎も良かった。特に、段四郎。威厳貫禄十分、黒光りの強さで圧倒的。大歌舞伎の一員に加わってからのここしばらく、体調万全でないせいか心配させることも度々あったが、今日の出来ならもう安心。もともとこのくらい出来て当然の人だった。仁左衛門はさすがに巧く申し分ないのだろうが、もしかしたら少し泣きすぎかも。
他に、「君が代松竹梅」。


camera: Olympus μ2  film: Konica CENTURIA SUPER200