ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

二月尽

2007年02月28日 | Pentax K-mount

はいはい、2月もさくさく終了と。
今夜は恒例の「天ぷら屋会議」(他に行く店がないのか!苦笑。)にて、ちょっと酔っぱらったかな~。

月末はメール句会の〆切日だが、さくさく作ってとっとと送信。ほとんどてきとう。
先ほど清記のメールを受け取ったが、ついつい見入ってしまう。他人の句はおもしろいな~。
いかん、もう寝なきゃだ。


camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400

テアトル

2007年02月26日 | NATURA

松竹が昨年の大晦日からシリーズ開始し、ちょっと気になっていた、「METライブビューイング」なるものを観てきた。テアトル銀座にて。
簡単にいうと、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のライブ映像を松竹系の劇場にてご覧入れましょう、って企画。
生中継ってわけじゃないんだけど、今日見たのは今月24日(日本時間25日)の舞台を撮ったものだから、確かに最新映像には違いない。光ファイバーとかデジタル編集とか、最新技術おそるべし。たった1日の中で、演奏も、収録も、配信も、日本版の編集もすべてミスなく行わなければいけないのだ。

本日は歌劇「エウゲニ・オネーギン」(チャイコフスキー曲)。
ワレリー・ゲルギエフ指揮、ルネ・フレミング(タチアーナ)、ディミートリー・ホロストフスキー(オネーギン)、ラモン・バルガス(レンスキー)、等々の強力な布陣による演奏は、期待どおりの名演。演出・舞台装置もシンプルにして実に納得のいくもの。美しい映像だったなあ。

肝心の「ライブビューイング」という商品としての出来栄えだが、これが存外に良かった。カメラワークが適切で、それは舞台上の歌唱や演技を的確にとらえるばかりでなく、ピット内の様子や指揮者の動き、舞台上から見た客席等も効果的なアングルで映し出す。幕間インタビューや舞台裏、リハーサル風景などのおまけ映像も興味深い。開演まで、ピット内の映像とともに、個々の奏者の浚う音やチューニングの音を流し続けていたのも、実際のオペラ公演と錯覚するかの雰囲気が出て、面白いアイディアだと思った。ま、いろんな点で「METの底力」を感じましたわ。
そりゃ生で体験するのにはかなわないけど、このライブビューイングなるものは、これはこれで自分的にはありだな、と思った。今後も、演目や出演者の関心度によっては観てもいいかな、と。ま、松竹がんばれや。


camera: Fuji NATURA BLACK F1.9  film: Kodak MAX beauty400

日曜は美味しい

2007年02月25日 | Pentax K-mount

私ゃ生まれてこのかた白いカレーは初めて食ったぞ。
ルーはハウス「北海道ホワイトカレー」なるもので、ネットで調べたら、人気があるみたい。確かにこれはいける。
具はホタテやベーコンなど。サフランライスも花の現物を使って炊いて、いやはやなんとも美味いものができた。わが家の料理の達人さんはさすがじゃのう。


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Fuji SUPERIA100

山は浅きに隠家の。

2007年02月24日 | R1s

半年ぶりのお能です。
「神遊」十周年記念特別公演。於:宝生能楽堂。

「卒都婆小町」。
ああ、これは傑作だ。この感動は、言葉ではうまく表せない。
能は、最上級の音楽である。そう強く実感した。
単に「音」だけではなく、総ての視覚で捉えうるもの(能役者はむろん囃子、地謡、後見に至るまでの人間の動き)も含め、つまりそこに現れる「場」(時間、空間)そのものが、音楽的としかいいようがない感興と感動とをもたらす。そんな感じ。
(歌舞伎でも、ごくまれに、良くできた義太夫狂言にて、主役から脇まで揃って入神の演技を見せたような場合に同様の感覚を得たことがあるが。ごくまれなことだが)。
例えばワーグナーの「トリスタン」や「パルジファル」等よりもずっとずっと昔に、こんなにも綜合芸術の名に相応しいものがわが国にて完成されていたとは、能、おそるべしだ。

シテの観世喜正は、よく伝わる明確な演技をする。持ち前の美声で、深草の少将が憑いてからの狂乱をハイトーンにてよく表現し、真に迫った。ワキの森常好も声良し、存在感ありで、前段の問答を大いに盛り立てた。

本日の番組は、観世銕之丞による舞囃子「融 酌之舞」、観世喜之による一調「放下僧」もあり、ベテランの至芸の一端に触れることができた。やはり流石なものである。
他に、野村萬斎で狂言「鱸包丁」。

きりん舎殿ご贔屓の若手演能グループ「神遊」、私も今後応援してみようかという気に。
あの趣きのある矢来能楽堂にもまた行きたいな。
 
(より詳細かつ的確なレポートが「百八記」に掲載されています→) 


camera: Ricoh R1s  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

東京だけじゃない

2007年02月21日 | Pentax K-mount

コンサート行ったら知人と遇いまして。で、帰りに飲み食いして、大いに談義、そこでじゅうぶん語ってきたものですから(笑)、以下、ここに記す感想は簡単に済ませてしまうかな。

すみだトリフォニーにて、「地方都市オーケストラ・フェスティバル2007」。毎年恒例の、このホールならではの好企画。
思えば東京以外のオーケストラって、こんな機会でもない限りほとんど聴くことがない。新しいものと出会う楽しみも。地方、っていっても、皆けっこう高水準なのですよ。

今、ちょっと勘定してみたら、「社団法人 日本オーケストラ連盟」に正会員として加盟しているプロ・オーケストラは23団体。そのうち8つが東京の団体。

本日は、関西フィルハーモニー管弦楽団。
常任指揮者・飯守泰次郎&正指揮者・藤岡幸夫の二枚看板がそろって登場とは豪華。曲目も楽しみなもの。
 ●シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82(藤岡幸夫指揮)
 ●ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47(飯守泰次郎指揮)

率直なところ、シベリウスは、ちょっと残念。全般にオケ側の習熟度不足なのか、とあえて一言でまとめてしまう。ま、藤岡氏なら、いずれまた別の機会に良いものを出してくれるでしょう。
ショスタコは、強弱や緩急の対照を効かせた、飯守氏らしい熱演。ここではオケも本領発揮。この曲の“解釈”としてはおおらかな部類かもしれないが、鳴りっぷりの良さと緩徐な部分での美しさが両立された、素直にオーケストラ音楽の醍醐味が味わえる良き演奏。
後半のショスタコを聞いた限りでは関フィルの技倆はなかなかたいしたものだと思った。
一度聴いただけで比較するのもナンだが、強いて言えば、飯守氏の東京での手兵であるシティフィルの、すぐ飽和してしまいそこから最後まで必死で突っ走るスリリングな演奏と比べると、今日の関フィルには各自が見通しを立てながら演奏しているような安定感があった。これはどっちがより良い、ってことではなく、それぞれで面白いなぁという話。


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Fuji SUPERIA100

容量

2007年02月19日 | R1s

録画機のハードディスクが満杯寸前。これではこの先の録画予約ができましぇん。
保存に値するものを厳選し、せっせとDVDにダビング。ダビング済んだらせっせと消去。
ここでの「厳選」、この際の決断力が自分はどうも鈍い。つい取っておく。いちおう取っておく。


camera: Ricoh R1s  film: Agfa VISTA400

読んだり食ったり

2007年02月18日 | Pentax K-mount

読む。仕事の参考資料として1冊。さらに、これから本になる原稿2本も。
こんな日は雨で良し。晴れていると、つい外に出たくなってそわそわするからね。

マンダイという魚。アカマンボウのことらしい。どっちにしろ私は知らなかったのだが、これをフライパンで焼いて、サフラン入りのミネストローネに載せて食ったら旨かった(例によって私が作ったわけではないのだが)。思わず唸る、「ウーン、マンダイ」。
お目当てのカジキやカレイが今日は高かったので、その代用としてわが家の料理の達人さんが直感で選んだ安い魚だったが、選択は正しかった。
魚ひとつとっても、世の中にはまだまだ自分の知らないものがたくさんあることよ。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Fuji SUPERIA100

パルコ

2007年02月17日 | Pentax K-mount

ひばりヶ丘のパルコへ買い物。もともとの目的は夕飯用食材の調達、ここの食品売場はいろいろ揃っているらしいから。が、食品売場はリニューアル工事中で閉まっていた。5月末に「Queen's Isetan」としてオープンするらしい。パルコなのに伊勢丹?。よくわらんが、きりん舎が言うにはなかなか良いお店らしい。
仕方なく西友で粉やら油やら明日のパンやらを買い、今夜は外食ということに。

土曜の夜は好物をたらふく食いたい気分じゃ。
で、インド。地元でインド料理系といえば、東久留米なら「ディヤダハラ」だが、ひばりヶ丘なら「マラバール」(パルコ5F)でしょう。きわだった特徴はないが、カレーもナンもタンドリーも美味。

「ひばり」は地元には違いないが、だいぶ以前から生活の基盤を「くるめ」の方に置いているので、諸事情に疎くなってしまった。たまに来ると、景色が変わっている。その景色も、決して景気が良いようには見えない。


camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400

今週も・・・

2007年02月16日 | TC-1

今週の仕事、あれっ?もう終わり?
平日が四日しか無かったのか。うむ、進捗状況悪し。
優先順位のつけ方をちょっと誤ったか?

週末の夜は好物をたらふく食いたい気分じゃ。
いつものつけめん屋へ行くつもりであったが、なぜか急に気が変わった。
「ぎょうざの満州」のダブル餃子定食だ。500円で満腹になるのはいいね。
地元の「満州」(線路をはさんで2軒もある)はめったに入らないのだが、今後はちょっと気にしてみるか。


camera: Minolta TC-1  film: Agfa PORTRAIT160

しばらく買わない

2007年02月15日 | Pentax K-mount

そういえば最近、新品のCDを買ってないなぁ。
ショップに寄る暇がないことも一因か。池袋HMVの「Wポイントデー」である水曜日には、昨日もそうだったが、このところよく夜に用事ができる。
とにかく散財しないですむのは良いことだ、と思おう。

ふと思ったのだが。
もう既に、生涯退屈しないだけのCDが家に蓄えられてるのでは。ウン千枚もあればね。クラシックは飽きないしね。
そのときそのときの気分に応じて、好みのままに。聞きたいときに、さっと取りだす。

で、ここ数日は、ハイドンのピアノ三重奏曲集を専ら。
ボザール・トリオ盤(PHLIPS)なんて所有していたことすら忘れてたわ。が、これがけっこう良いのだ。聞いて収穫。
シフ+塩川+ペルガメンシコフ盤(DECCA)、Ensemble Trazom盤(ARTE NOVA)、レヴィン+ベス+ビルスマ盤(SONY)、聴き比べて楽しむ。これらはもともと自分が好みとしているタイプの演奏だ。とりわけレヴィンらによるものは、推進力が凄く、心地よさ最高。
それにしてもハイドンは面白い。とにかく面白い。


camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7  film: Agfa PORTRAIT160