価値ある物には違いないが、わざわざ時計にしなくても・・・(笑)→
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さて残り3ヶ月を切った歌舞伎座さよなら公演、今月は先代の勘三郎の二十三回忌追善。
演目にそれほど魅力を感じなかったのだが、残り少ない貴重な時だから、14日と今日とで昼夜ともにしっかり見てきましたよ。今回の当代勘三郎は、わざとらしさの見える部分もあるとはいえ、「籠釣瓶」の縁切り場ではまさに迫真、襲名時よりもずっと良くなっていた。
先代勘三郎といえば、自分は晩年最後の数年間の姿を見ただけであるが、勘平、一条大蔵卿、「文七元結」の長兵衛、「吉田屋」の伊左衛門、釣女、等々が強く印象に残っている。
一幕見席って、建替え後の新しい劇場にも設置されるのかなぁ・・・
ここの賑わい方からその演目の人気度を感じ取ったりするのも楽しみの一つだったりする。
camera: Minolta TC-1 film: Konica CENTURIA SUPER400