2泊3日で、飛騨の國、高山と白川郷へ。
前々から行きたがっていたきりん舎が企画し、それに便乗した。
なんともけっこうな旅だった。寒かったけど。見どころ多数、美味いもの多数。
写真は本日の“世界遺産・白川郷合掌造り集落”。雪の中。
camera: Pentax K-X + DA L18-55mmF3.5-5.6 AL
近頃なんだか地下道な気分。意味不明。
良い音楽にて癒されたいものだ(笑)。
スクロヴァチェフスキの、読響常任指揮者としての最後の定期公演、曲はブルックナーの8番。
最後を飾るに相応しい大パフォーマンス。殊に第3楽章以降が圧巻。
明日は早起きなので、これにて。旅に出ます。
camera: Pentax MZ-5N + FA35mmF2 film: Fuji SUPERIA PREMIUM400
学生時代以来、二十数年間、歌舞伎座はほとんどいつもお安い3階席で観てきた。(視界はこんな感じ→●)
社会人になり、中年になっても、結局裕福な身分にはなれなかったということか(笑)。
最終公演となる来月はふんぱつして1階席で観ることにしてしまったので(笑)、今日が最後の3階席。長い間お世話になりました。
今日は第3部の観劇。菅原伝授手習鑑の「道明寺」。昭和63年に見た十三世仁左衛門の菅丞相は絶品だった。それを継承した当代仁左衛門が手がけるのも今回で4回目。毎度のことながら、実に立派だ。
「道明寺」は、自分にとっては、決して見逃してはなるまいと重要視している作品なのだ・・・妹背山の「吉野川」や「新薄雪物語」などと同等に。
camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4 film: Kodak 400UC
ちょいとオペラシティまで。飯守泰次郎指揮シティ・フィルの定期公演。
今回は特に楽しみなプログラムである。ハンガリー物の傑作2つ。
コダーイ:管弦楽のための協奏曲
バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」(演奏会形式、原語上演)
コダーイの“オケ・コン”が実演で聞けるとは有難い。ドラティ指揮のCDで聞き親しんでいる私には、この曲はもっと頻繁に演奏されてもおかしくないほどのすぐれた作品との認識があるのだが、今までにどこかのオケが公演曲目に載せていたという記憶が全くない。それもそのはずで、なんと、本日が「日本初演」。コダーイほどの著名作曲家の代表的作品が、わが国では現在に至るまで全く演奏されてこなかったとは、意外なこともあるものだ。今夜は貴重な体験をしたわ。
メインの「青ひげ公の城」、オーケストラは飯守氏の力わざが効いて全体的に雄渾な印象。花園や涙の湖のような箇所では、さらに精緻さや洗練を求めたかったが。2人の歌手は、オーバーな身振りを避けて端正に歌い込む感じで好ましい。今回の青ひげ公役(小鉄和広)は、ハンガリーまで行ってコーチを受けてきた成果であろう、吟遊詩人の前口上も担うし、歌唱はすべて暗譜だし、大したものだと思った。並河寿美による、淑やかさのよく出たユディットも、なかなかいいものだ。
camera: Minolta TC-1 film: Fuji SUPERIA PREMIUM400
歌舞伎座内にある謎の扉(笑)。目立たぬ場所にあるから、あまり知られていない?
さて、さよなら公演のラスト2ヶ月は「御名残」と銘打っての3部制。
今月は「菅原伝授手習鑑」の「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」を各部に振り分け、「楼門五三桐」「女暫」「白浪五人男」等のおなじみ名作を間に挟む上演形態。本日は第1部&第2部を見物。
「筆法伝授」が久しぶりに出たのは有難いことだが(これを観ておくと「寺子屋」がよく理解できるからね)、繋げて上演しないから「菅原~」のドラマとしての印象が薄まる感じ。これなら3部制にせず、昼の部「加茂堤~道明寺」(「寺子屋」は4月にやるので)、夜の部はおなじみ名作集、としても良かったのでは。
全般に大物をずらりと並べた配役には満足いった。仁左衛門の菅丞相、菊五郎の弁天小僧は当代の決定版だし、吉右衛門(五右衛門、舞台番、南郷)も充実していた。
camera: Pentax MZ-3 + FA43mmF1.9 Limited film: Kodak 400UC
だいぶ暖かくなってきた。
うちに車が来て(当面は配偶者用)、お客さんが来て、美味いピザ屋へ行って、楽しかったよ。
camera: Pentax MZ-5N + FA35mmF2 film: Konica CENTURIA SUPER200
この写真のような事態にならぬためにも、駐輪場は確保しておかねば。駅前の、市営の。年間で20,400円なり。抽選に勝って、2年ぶりに第1希望の場所。これで家から電車乗るまで2~3分は短かくなる。
それにしてもこのところ、暖かいと寒いとが日替わりでくる。なんだかめんどくさい。
camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7 film: Kodak GOLD100
たまにはここに何か記そうと思いつつも、気力が失せたり時間が無かったりで・・・。
おまけにPCも不調で。古い機種だから、もう限界かも。
鈴木祥子の“オフィシャル・ブートレッグ”(公式海賊盤…?)第1弾として出た「Live At The Shibuya AX」、これをiPodに入れ、繰り返し聞いてる日々。
ロックな祥子さんも良いですな。ほんと、とてもいい。
この昨年12月のライブに行きそびれたことがつくづく悔やまれますわ。ま、その時期はどうしようもなく多忙だったから仕方ないか。
最近クラシックで良かったのは、アンサンブル《BWV 2001》の公演。
以前から関心は持っていたところ、このたびは出演者と縁のある身内の勧めもあり、聞く機会を得た。
バッハの教会カンタータが生で聴けるということだけで嬉しがってしまう私(以前はよくBCJの定期にも行ったものだ)。
殊に今回は好きなBWV131「深き淵より、主よ、われは汝を呼ぶ」があったし、演奏も声楽器楽ともによく練り上げられたものだったから、満足満足。
まあ今月も、ほどほどに、てきとうに、なんとかやっていきますわ。
では、また。
camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4 film: Kodak 400UC