ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

ネンキン

2008年07月30日 | Pentax K-mount

巷で話題の「ねんきん特別便」、うちにも キタ━━!!
「あなたの加入記録」は、転職した年月日が一目で分かるので、履歴書の職歴欄を書く際に便利かも(笑)。

ところで、なぜ「ねんきん」と平仮名にしてあるのか、素朴な疑問。


camera: Pentax MZ-5N + FA24-90mmF3.5-4.5  film: Kodak MAX beauty400

えびざう

2008年07月27日 | Pentax K-mount

海老蔵&玉三郎で話題の歌舞伎座、昼の部は「千本桜」の「鳥居前」「吉野山」「四の切」、いわゆる<忠信篇>だ。
ではさっそく、手抜き感想文を。

海老蔵の忠信は、「吉野山」は良し。神妙で、愛らしさもあり、その場の状況を、心を、的確に伝える。今回は清元使わず竹本のみで、筋の展開も振りも普段見慣れたものとは違うやり方だったが、旅の一齣をさらりと見せたような素朴な味もあって、なかなか結構。
「四の切」は宙乗り付きの、ケレンたっぷりの猿之助の型を海老蔵が演るというのが興行的な呼び物。しかし、これは良くなかった。思うに猿之助の作り上げた型は海老蔵には合わないのでは。やたらバタバタしているだけで何も伝わってこなかった。狐言葉も奇妙なところがあり、たびたび場内の失笑を買った。飛んだり跳ねたりの前に、まずは義太夫狂言としてのイキを会得してほしいなぁ。
玉三郎の静は、「吉野山」も「四の切」も、さすが隙のない完成品、お見事。

今月は歌舞伎座と国立劇場とで「四の切」競演だったが(型は違うが)、国立の歌昇の方が断然良かった。今思いだしても胸が熱くなる。


camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7  film: Fuji REALA ACE100


源氏もの

2008年07月25日 | Pentax K-mount

本日も夜は涼しい所へ避難(笑)。
宝生能楽堂。
観世喜正ら「神遊」の公演。薪能ならぬ、「ろうそく能」。
“源氏物語千年紀”にちなんで名作『葵上』の上演だ。
細かい感想などは割愛。毎度のことながら、矢来観世家の若手ユニットによる明確端正な演技演奏、サービス精神のある公演方式には好感度大、ってことで。


camera: Pentax MZ-M + M50mmF1.7  film: Agfa ULTRA100

TCPO

2008年07月24日 | Pentax K-mount

昼間のクソ暑さを忘れんと、今宵は涼しきコンサートホールへ。
飯守泰次郎指揮、東京シティpoの定期公演。

前半はR.シュトラウス、「カプリッチョ」から序奏と月光の音楽、交響詩「死と変容」。
後半がブラームスの交響曲第1番。

お得意のドイツ音楽プログラムにて、飯守節全開! “暑い”のはイヤだけど、“熱い”のは歓迎だ。
シュトラウスでは、「死と変容」のアレグロの部に突入してからの、まるでワルキューレ第1幕の嵐を思わせるような疾走っぷりが面白かった。
で、ブラームスは、いやはや何とも凄い演奏。弩級の、と言ってしまおうか。
迫力と熱気に満ち、しかしそれだけで押し切るようなタイプの演奏ではなく、大胆自在に動かしながらも流れよく、見通し良くこの曲の密度の高さをしっかり伝える。オケもまた、渾身の力で、よくぞついてきた。素晴らしい。
何度も何度も実演を聴いてきたブラ1だけど、久しぶりにちょっと感動してしまった。

前回のエルガー&ニルセンも良かったけど、今回はそれ以上に飯守さんらしさ大いに発揮の、大当たりの回となりましたとさ。


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

きやうくわ

2008年07月19日 | μ2

歌舞伎座夜の部へ。
一昨年7月、「夜叉ヶ池」「海神別荘」「山吹」「天守物語」と、泉鏡花作品だけで歌舞伎座の演目を組むという画期的挑戦的な企画を成功させた玉三郎が、再び鏡花の世界を。
再演の「夜叉ヶ池」と、新たに「高野聖」。
やはり演劇としての骨格があってテーマの伝わる「夜叉ヶ池」の方が、見ていて面白い。春猿、段治郎、市川右近、笑三郎ら沢瀉屋一門を主とした配役も充実。
対して「高野聖」は、玉三郎&海老蔵という役者の華々しさや舞台装置の作りの良さの効果で、作品独特のムードはそれなりに現せていたが、ストーリーを上手に絵解きにして見せた、という以上のものが感じられるかどうか。ちょいと微妙。原作が戯曲か小説かの違いはけっこう大きいようだ。まだまだ練り上げる余地あり。昭和29年に<中村扇雀主演、吉井勇脚色/久保田万太郎演出>にて上演されたものはいったいどんな感じだったのだろう、ちょっと興味あり。

ま、今後も、数年に一度くらいの頻度で、鏡花物を特集的に扱う歌舞伎興行があっても良いとは思う。鏡花の世界は私も好きだし。


camera: Olympus μ2  film: Agfa VISTA400

A-dur

2008年07月17日 | NATURA

JTアートホールの室内楽シリーズへ。
仲道郁代のベートーヴェン・ツィクルスの一つとして、渡辺玲子と組んでのヴァイオリン・ソナタ集。
第2番、第6番、第9番「クロイツェル」と、すべて“イ長調”の曲を。

全体的な印象としては、渡辺が強弱緩急よろしき多彩な表現をつぎつぎ繰り出し、仲道が巧みに受ける、といった態。実に聴きごたえのある、迫真のデュオ。
特にクロイツェル・ソナタでの、堂々たる鳴りっぷりと細部の表情づけの精緻さとの両立がこれほどハイレベルでなされた演奏には、そう滅多に出会えるものではないでしょう。
本日も期待どおり、いや期待以上のコンサートで、当たりでしたよ!


camera: Fuji NATURA BLACK F1.9  film: Kodak SUPER GOLD400

7/16

2008年07月16日 | R1s

いくら暑いからといって水しか出してくれないとは、うちのシャワー、ちょっと気を利かせすぎなのでは。・・・と思ったら、さきほど電気使い過ぎ(エアコン×2基+PC×2基+電子レンジ他)でブレーカーが落ちた際、給湯器の電源も切れていたようである。・・・と、どうでもいい記事ばかりでニガイメ記の日々が過ぎていくのであった・・・。


camera: Ricoh R1s  film: Konica CENTURIA SUPER100