ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

夏の月

2007年06月29日 | TC-1

3年ぶりに生活習慣病健診を受けてみた。
結果が出るのは1週間後だが、たぶん、異常なしでしょう。体脂肪率とか低いし。
そもそも癌を見つけてくれるような検診種目ではないし。
病気の発見というよりは、傾向を自覚させる、といった趣旨でしょうか。
いろいろな職場を経験してるから(笑)、検診施設もあちこち経験。今日利用したところが今まででいちばん良かったかも。何よりも受診者数が少なめなのが良い。落ち着いた雰囲気で、待ち時間も短い。ちなみに某複十字マークの施設ね(わかる人にはわかるかも)。

みなさんも、からだだいじにしてください。


camera: Minolta TC-1  film: Fuji SUPERIA100

リレーション

2007年06月28日 | T-PROOF

一般的にはMSアクセスを使うケースかもしれんが、そんなソフト会社に無いし(笑)、ここはいっちょ全てファイルメーカーproで作ってやろう。
単なる商品台帳に見えて、実は分析&予測システムにもなっている、といった感じの物が、とりあえず、出来ましたよ。リレーションかけまくり。ともかく、これは仕事に役立ちますぞ~(確信)。
自分は理数系がまったくダメダメなのだが、ファイルメーカーproならいつも思いどおりに設計できる。つくづく良いソフト。もう10年来のお友達。

しかしまあ、今年は空梅雨であることよ。


camera: Kyocera T-PROOF  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

マイスター

2007年06月24日 | NATURA

飯守泰次郎がワーグナーを振るとなったら、こりゃ万難を排してでも詣でなければなるまい(笑)。
で、今日は東京アカデミッシュカペレというアマチュアの団体(オケ&合唱団)の演奏会。
すみだトリフォニーにて。きりんさんや仮面さんと一緒に行く。

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
第1幕の前奏曲と会衆の合唱、そして第3幕全曲を演奏会形式で。

よくぞこんな大曲を、アマチュアにして見事にやってのける。オケも合唱も。すごいもんだ。
去年の新響「トリスタン」同様、大健闘である。飯守氏の入魂の指揮にしっかり応え、ほとんど隙が無い。反応速度が速く、全体によく整った感じで、かなりレベルは高い。
もちろんプロのCフィルやT響の出していた“飯守ワーグナーの音”より優っていたということでは全くないのだけど、
ひとつの大イベントが成功するその場に立ち会えることの感動、アマチュアならではの良さってのもありますよね。

プロの一流どころを揃えたソリスト陣には、やや不満足。
ザックスとワルターに問題ありで(どちらも良い歌手なのだが。役柄に合わなかったり、不調だったり)。
ベックメッサー(萩原潤)とダーヴィット(高橋淳)は良かった。エヴァ(田中三佐代)も手堅く。

毎度のことながら、このような公演に接するたびに、
飯守指揮による、劇場でのオペラ上演はないものかと切に思う。やっぱ全曲版で聴きたいし。
と思っていたところに情報、・・・おお、来年はいろいろあるぞ。
1月に新国立(中)劇場にて、関西二期会「ナクソス島のアリアドネ」
2月に東京二期会の「ワルキューレ」!


camera: Fuji NATURA BLACK F1.9  film: Agfa VISTA400

高関健のブル8

2007年06月21日 | Pentax K-mount

シティフィルの定期。オペラシティにて。
高関健指揮でブルックナーの8番。

vn対向(14型)、cb最後列(管より後ろ)に横一線という配置。
なんかこう、良くも悪くも心にひっかかってくるもののない演奏・・・
構えは大きいし、細かくバランスを配慮した流れの良い演奏だけど、でもまあ普通かなぁ・・・、オケもときどき外すし・・・
・・・などどぼんやり思っているうちに前半2楽章が過ぎてしまった。あれれ。
ところが後半から俄然良くなってきましたよ。3楽章の途中から、奔流のごとし。抉りも効きだした。
そして終楽章、がっちり構築する中で独自の工夫も随所に決めて、壮麗なコーダまで一気に。
後半の楽章は、テンポ設定や強弱バランスにおいてひとつの理想形が示されたのでは。オケも健闘。
90分近い演奏時間が、短く感じられた。

終ってみれば、さすが高関。よく設計し、上手く鳴らしました。
群響退任(来年3月)後はヨーロッパを拠点に新たな挑戦をしていくという。頑張れ。


camera: Pentax MZ-3 + FA35mmF2  film: Fuji TREBI400

空梅雨?

2007年06月20日 | TC-1

暑いですな。

週間天気予報など見ると、翌々日あたりから先が「雨」マークの連続。このところ毎日そんな表示。
一昨日の翌々日にあたる今日も結局雨は降らなかったわけだが。


camera: Minolta TC-1  film: Agfa VISTA400

6/19

2007年06月19日 | Pentax K-mount

暑いですね。

あ、先週発売になった鈴木祥子の2枚組ベストアルバム「SHO-CO-JOURNEY」、もちろん購入済みですよ。
発売はソニーだが、初期のEpic Sony時代だけでなく、その後のワーナー、wondergroundの音源からも収録されていて(レコード会社の枠を越えての編集、大変結構なことだ)、19年間の軌跡を知るのには十分な内容。ひととおり蒐集している私にも初めて聴く音源が1曲あった(シングルヴァージョンの「Circle Game」。これがまた良いのだ)。ボーナストラックはライブ収録のもの4曲。自分が会場で聞いた音がCD化されるのって、ちょっと嬉しい。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Konica CENTURIA SUPER100

エレコム

2007年06月18日 | T-PROOF

ふと思い立って、PCスピーカーなるものを導入。
パソコンで“音楽鑑賞”はしないけれど(iTunesをいじるのは好き。iPodもまだ持ってないのに...)、音声は聞きやすいにこしたことはない。怪しげな動画(笑)等を観るときにも、音質明瞭な方がよい。
安くて小さい物を、と調べたところ、いろいろ出てますな~。なるべく良さげな物を、ということで購入したのがエレコムのMS-75というやつ。これ、わりと評判いいみたい。
イヤホン端子付きなのが便利だし、トーンコントローラもきちんと効く。
音は、並のラジカセ程度にはきちんと鳴ります。これで十分でしょう。


camera: Kyocera T-PROOF  film: Konica CENTURIA PORTRAIT400

銭葵

2007年06月17日 | Pentax K-mount

花の大きなタチアオイは以前からよく見かけていたが、近ごろはこのゼニアオイが増殖中(ニガイメ地区では)。
思わぬ所に生えてきて、よく咲く。アオイって強いのかも。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Konica CENTURIA SUPER100

充実した一日

2007年06月16日 | Pentax K-mount

昼も夜も、いろいろありました。

歌舞伎座・昼の部へ。
今日はふんぱつして1階席だ! 『妹背山婦女庭訓』の「吉野川(山の段)」が出るから。両花道が視野に入る、正面の席で見るのが良い。私にとっては、妹背山の「吉野川」こそ時代浄瑠璃の最高傑作、特別な演目である。
今回は「小松原」「花渡し(太宰館)」をつけた半通しで。定高=坂田藤十郎、大判事=幸四郎、久我之助=梅玉、雛鳥=魁春、とまずは定評のあるところで固めた好配役。
平成8年国立劇場での藤十郎(当時鴈治郎)の定高には圧倒された。あの感激をもう一度、との願いは今回もかなえられた。存在感が凄い。緻密な音遣いを駆使した感情表現の振幅が大きい。これは泣ける。幸四郎も今回は悪くはなかった。どちらかというと藤十郎を“受け”ながら進める感じがあって、却って曲の骨格を崩さずにすんだのかも。ただ、やはり藤十郎の本格の義太夫節と較べると“幸四郎節”とでもいうべき台詞回しが弱さであろう。最後の長台詞(倅清船承れ~)で持ち前の声量を活かせないのも義太夫の間に乗れないせいか。
梅玉、魁春は手堅く、十分。
次に『閻魔と政頼』。これはここ数年続いている松貫四こと中村吉右衛門による創作シリーズの新作。狂言「政頼」による。正直、「妹背山」のあとに見ると、薄っぺらく感じてしまう。吉右衛門、富十郎、歌六、歌昇と揃っていただけに惜しい。吉右衛門新作シリーズも、なかなか当たりが出ませんね~・・・
最後が『侠客春雨傘』。染五郎の暁雨にて中之町の一幕のみ。これは染五郎の長男・藤間齋(2歳)の「初お目見得」用の趣向がメインで、祖父である幸四郎を始め、大叔父の吉右衛門、さらに梅玉や仁左衛門まで登場してご挨拶が。2歳じゃねぇ、ご本人の記憶に残らないかも知れないけど、こうして役者の人生がスタートするのですな。この子が、将来、十一代目松本幸四郎になる日、私はもうこの世にいないだろうな(笑)。

夕方から、テニス部OB会に参加。
中学時代、私、テニス部だったのですよ(笑)。
当時顧問だった先生のお宅の庭にて。
まさかこんな集まりが実現するとはゆめ思わず。ほとんどの人とは、四半世紀ぶりの再会。
懐かしい話(すっかり忘却の彼方へ行ってしまっていたエピソード)が飛びかい、楽しかった。酔っぱらった。


camera: Pentax MZ-3 + FA50mmF1.4  film: Konica SINBI200 (SRM)