ニガイメ記

文章が苦手なので、イメージ写真でお茶をにごす日記
・・・の略。

11/30

2007年11月30日 | TC-1

今月もさくっと終了。はやい。 

  あたゝかき十一月もすみにけり(草田男)・・・とはいかなかったか、傘を持たなかったのでけっこう濡れてしまった。とりあえず明日はゆっくり休む。


camera: Minolta TC-1  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400

見聞

2007年11月29日 | Pentax K-mount

午前と午後とで、光と闇ほども、この世とあの世ほども違う、全く対照的な世界を見聞。それが今日の仕事。どちらの世界も面白いのだが、いささかくたびれた。

例によって今日の出来事とは無関係な写真。
東京23区内にもこんな風景があるのです。


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Kodak MAX beauty400

ブギウギ

2007年11月25日 | Pentax K-mount

よく晴れて気持ちがいいのだが、今頃の景色は何か人の心をしみじみとさせるものがありますなあ。

月に一度の、例のアレ、本日〆切。10句出すべし。
しかしどうにも集中力が無くて・・・
要BGMだ。クラシックはつい聴き入ってしまうので相応しからず。ROVOのライブ盤を鳴らしてみたが、いかん、うっかりトランスしたらどうする。結局、Pete Johnsonのゴキゲンなブギウギをバックに句想を練るという、こんないいかげんな態度でいいのだろうかと思いつつ(苦笑)。来月こそはマジメに頑張ります(反省)。


camera: Pentax MZ-3 + FA24-90mmF3.5-4.5  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400

11/24

2007年11月24日 | TC-1

ちょこっと会社へ出て、仕事。今週は平日が4日しかなかったから、もろもろ溜まってしまうのですよ。
事務所内の、自分の机に居ただけだが、夕方になっての冷えこみを実感。
葛根湯を買って帰る。32包入り、1298円。

きりん舎が借りてきた「ローズ・イン・タイドランド」を見ながら、美味いものを腹一杯食う。


camera: Minolta TC-1  film: Fuji SUPERIA100

世紀のデュオ

2007年11月23日 | NIKON mini

所沢ミューズへ。
ギドン・クレーメル&クリスチャン・ツィメルマンのデュオリサイタル。

「世紀のデュオ実現。」とは招聘元の宣伝文句。実際、この顔合わせは掛け値なしで世界の超一流。
曲目は、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲。ああ、期待が高まる。
2番→1番→3番、の順で演奏。

期待以上の、至高の演奏だった・・・。
こういうときはいくら言葉を費やしても、伝えきれない。

大物同士がぶつかりあう、丁々発止の大熱演、・・・とはならず。じつに良く融和した、大人の演奏。当代随一の名手らによる「技巧」も不必要に誇示されず、決してはみ出さず、吟味された一音一音によって、ブラームスの美を余すことなく表現。
クレーメルのブラームスといえば、アファナシエフと組んだ異形の演奏がかつて話題となったが、まるで違う。肩肘張らない自然体。表立った先鋭さは影を潜め、しかしながら、例えば1番の第1楽章の主題や第3楽章の「雨の歌」の旋律などはまごうかたなき「クレーメル節」であり、嬉しくなってしまう。持ち前の細身の音で、きわめて繊細に、考え抜かれた節回しは、完璧。
ツィメルマン、美しい音だ。包み込むような、土台から支えるような、二重奏としての最高の、理想的な合わせ方をする。すべての音型があるべき位置にぴたっと置かれる。
3曲通して聴くと、曲ごとの個性の違いも巧みにさりげなく表されたことに気づく。最後の3番にて、速めのテンポにて、迫力ある表現やスリリングな掛け合いも十分に見せ、高揚させた。

アンコールが、存外の大サービスとなった。フランクのヴァイオリン・ソナタから、第3楽章&第4楽章。
今回のツアーではフランクのソナタをメインプロに組んだ公演もあり、できうるならばそちらも聴いてみたかったとの思いのあったところへ、この僥倖だ。無論、素晴らしい演奏。クレーメルの音が、ブラームスの時よりやや厚みを増していたようだが、それは様式が考慮されてることの証しであろうか。流石だな。

毎度のことながら、所沢の中のひとには感謝です。良きホール、ありがたき低価格。来年度も好企画をぜひ。


camera: Nikon AF600QD (Nikon mini)  film: Agfa VISTA400

歌舞伎座昼の部(手抜き記事)

2007年11月18日 | NIKON mini

歌舞伎座、昼の部も盛りだくさん。顔ぶれは顔見世に相応しい。

今回の上演の優れた点は、すでにきりん舎さんが「百八記」で書いてしまっている(笑)→
確かに吉右衛門の「吃又」は、非の打ち所のない傑作。何度も手がけてきた役で、すでに完成品の域にあったと思われていたけど、今回はさらに上をいく。芸の世界はまことに奥が深い。

マッサージ屋に寄って、インド料理食って、いい一日でした。
今日こそは早く寝ることを決意したので、これにて。


camera: Nikon AF600QD (Nikon mini)  film: Agfa VISTA400

感服

2007年11月17日 | Pentax K-mount

今日あたりはだいぶ冷え込んできた。灯油販売の車が回って来るようになったのも当然か。
「勇気を出してお待ちください」だと。あ、「容器を出して」か。

良き泡盛の古酒(クース)を入手したので、これの献上も兼ねて実家へ寄る。
いつのまにか父のCDコレクションが凄いことになっていて、驚き。感服。


camera: Pentax MZ-5N + FA50mmF1.4  film: Konica CENTURIA SUPER100

マラ7

2007年11月16日 | Pentax K-mount

飯守泰次郎&東京シティ・フィルの定期。
マーラーの7番。
昨年の6番の壮絶な名演からすると、今回はちょいと疑問符がついた。

確かにいつもと同様の熱演だった。ガンガン鳴らし、ズンズン進む。
しかしこの7番はそれだけでいいのか?
もうちょっと、なんというか、細部の<意味>を汲んだ表現をしてもらえたら、と。

来年は、11月の定期にていよいよ9番だ。とりあえず期待!


camera: Pentax MZ-3 + FA20-35mmF4  film: Agfa OPTIMA PRESTIGE400