仕事仲間たちと東京シティ・フィルのティアラこうとう定期を聴きに行き、そのあと錦糸町にて飲んで語って。
さほど量多く飲んではいないのだが、帰り道は結構ふらふらになっていた。このところの疲労の蓄積があるのか。
明日は静養と決めた。
camera: Minolta TC-1 film: Kodak GOLD100
一昨日(27日)の「矢車会」(中村富十郎の主宰する自主公演)は良かったなぁ・・・。感涙。
富十郎の「傘寿記念」と銘打って、長男・中村鷹之資との親子共演で「勧進帳」と「連獅子」。
歌舞伎界で日常的によくある親子共演とは、このたびは少々事情が違う。実の親子といっても、70歳の年齢差があるのだ。
老優と子役がほほえましく並んでいればすむような小品ではなく、大曲中の大曲を、しかも2本も出す。
一日限りの自主公演とはいえ、80歳の高齢で弁慶を、親獅子を勤めること自体がおそらく過去に例のない、常識を超えた特別なことであるのに加えて、わずか10歳の少年が義経を、子獅子を、しかも当代一の名人「人間国宝・五代目中村富十郎」相手に勤めるというのもまた特別な、思い切った企画だ。
そして結果的には、演じる方も特別なれば、観る方にも特別な感銘を与える、感動の大舞台となった。
演目の詳細などは同行したきりん舎さんの「百八記」をご覧いただくとして・・・→●
そこに「くわしく書くときりがないのと言葉にするのが勿体無いので、今後の私の人生で胸に秘めおく一幕とします」との記述があるけど、その気持ち、わかるなあ・・・。
私もあまり長々とは書くまい(笑)。
いやまあ、二〇年来の富十郎ファンとしては、様々な感慨がありまして・・・
この日の富十郎は、身体の状態が思わしくないのだろう(膝が悪いようで)、弁慶の「飛び六方」も親獅子の「毛振り」もやらなかった。しかし、それら歌舞伎作品屈指の見せ場を省いてしまってもなお揺るぎない、真に迫った「勧進帳」であり、「連獅子」であった。これぞ富十郎である。
鷹之資も期待に応え、品良く形良く、立派に出来ていて、見ていて嬉しくなった。本当に将来が楽しみだ。
共演の役者たち(豪華布陣。詳しくは「百八記」の方に)も悉く気の入った演技を見せ、地方(じかた)も、ツケ打ちも、その他諸々、みな極上であった。
この年齢差の親子が勧進帳や連獅子ほどの大曲で共演できる、おそらくは生涯で唯一度の機会。まさに一期一会。
その意味を、幕内の関係者も満員の観客(皇太子殿下もご臨席)も、各人それぞれに噛みしめ、それぞれに何かを感じ取っていたような・・・。
いや、まてよ。あの富十郎さんのことだから、米寿記念とか卒寿記念とかで何かでっかいことをやってのけそうな気もするぞ。ぜひそうなって欲しいけどね。「まだまだやれる!」って大向こうからの声もあったでしょ(笑)。
camera: Olympus μ2 film: Fuji SUPERIA Venus400
ツラツリ師匠が受賞し、今日は贈賞式。めでたい。
仕事のある私は式には参加できなかったが、式後のホテルのロビーへ駆けつけ、ご挨拶と歓談。
クウキさんや忙中さんにも会えてよかった。
camera: Minolta TC-1 film: Konica CENTURIA SUPER100
歌舞伎座に行ったら、入口前に「さよなら公演カウントダウン時計」なる電光掲示板が設置されていた。これは来年4月の最終興行までの日数を「あと×××日」と表示するもの(→●)。
ああ、もう残り1年を切ったのか。
私も、愛惜の思いをこめて、これから度々歌舞伎座の写真をアップしていくとするか。
で、まずは「消火栓」だ(笑)。
さて本日は昼の部を観たのだが。
海老蔵の「暫」に始まって、富十郎の「猩々」、芝翫の「手習子」、菊五郎・梅玉らの「加賀鳶」、松緑・菊之助の「戻駕」まで、なんとも盛りだくさんな。
この盛りだくさんっぷりからしても、つくづく歌舞伎座って凄い場所だと思うよ。
camera: Fuji NATURA BLACK F1.9 film: Konica CENTURIA SUPER400
今週もいろいろあった。その「いろいろ」にきちんと整理をつけていかなきゃならんのだが・・・
まずは休息を・・・
camera: Pentax MZ-3 + FA43mmF1.9 Limited film: Fuji SUPERIA X-TRA400
本日発表のK-7、
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k-7/feature.html
これは良いなぁ!
なんだかんだで今までデジタル一眼の導入を見送りつづけてきた私だが、これは本気で使ってみたいなぁ。
当面買えないけどね(笑)
camera: Fuji NATURA BLACK F1.9 film: Agfa VISTA100
ああ、今夜も面白かったなぁ。
酔っぱらっちゃって、脳内カオスな状況なので、ここにはうまく記せないけど・・・
今のこの時期のことを、10年後に、20年後に、どんな感慨をもって思い起こすのだろうか。
camera: Minolta TC-1 film: Konica CENTURIA SUPER100
まあ無事に、なんとかやっております。
休日返上で仕事に出たりもしたが、面白いことは面白い。
この夏公開の、祥子さんの映画が楽しみだ。
予告編が出た。
camera: Minolta TC-1 film: Fuji SUPERIA100
なぜか急に行なわれることになった本日の業界内の飲み会は、本当に久しぶり(十数年ぶりとか)に会う人たちばかりが揃って、涙モノの懐かしさであった。
皆さんご無事で、相変わらずで・・・・。
自分もさんざん、「お前、変わってないなぁ!」と言われたわけだが(笑)。
camera: Pentax MZ-3 + FA43mmF1.9 Limited film: Fuji SUPERIA X-TRA400
The stairs go on forever
They could be steel
They could be stone
They could even be paper...
これはどう見ても石だが(笑)。
なんとなく思い出してしまった歌詞を記してみただけのこと。若い時分に憶えこんだ歌って、なかなか忘れないものだな。
それはさておき、実際、どこまで続くのこの状態・・・的な日々を送っております。いやはや。
camera: Kyocera T-PROOF film: Polaroid HighDefinition plus400