DAILY DESIGN.

      

出雲大社前駅

2010-05-17 | デザイン

出雲大社のすぐ近くにある、その名も「出雲大社前駅」
う~ん、まんまやん。昔は大社神門駅という名前だったらしい。

昭和5年に開業した一畑電車大社線の駅なんだけど、
出雲大社という日本の古代の神殿の最寄り駅とは思えないくらい
近代西洋を思わせる不思議なデザインをしている。

変わってるのは外観だけでなくて、中も相当凝っている。



意外と凝ったインテリアは、教会のようなピンとした空気感と、
銭湯のようなほっとする感じ、そしてやっぱり駅の持つ流れのある空間、
色んな表情を持っているような雰囲気を感じた。
個人的に好きなのは時刻表。



ちょっとステンドガラスの光りが映りこんでしまったけど、
手書きのフォントとロール状に回転する時間表示部、
木で出来てるっぽい枠を含めてどこかほっこりとした気分になった。
駅舎のデザインともよくマッチしてると思います。

改札の奥に見えるのは、映画「RAILWAYS」の上映にあわせて展示してある、
日本最古級車両「デハ二50形」じゃないですか。
適度にコンパクトでおしゃれなデザイン!



ここ出雲大社前駅は平成8年に国の登録有形文化財建造物に登録されたの事。
出雲大社も良いけれど、ここ出雲大社前駅も話のネタに一度見てみてください。

ついでにクラシカルな香りもするマイカーを駅前に止めてぱしゃり。


何となくマッチングが良い…ような?