お気に入りの陶芸家・安藤雅信さんのコーヒーカップです。
飾り気のない素朴な形の中に、とても美しい表情を持ってます。
薄くていびつなカップ形状にお洒落な取っ手のデザイン、
全てを合わせて、このデザインが完成している気がする。
どれか一つが狂うとまたこの雰囲気は出ない気がするのです。
このバランス感覚はなかなか難しいんじゃないかな~。
確信的にやろうとしても僕は出来る自信がないです。
もう結構長い間使ってるけど、ずっと飽きないデザインですよ。
ところでこのカップ、こうやって見てるだんにはいいんだけど、
使うと結構心配事があります。
一番の心配事は器の内側。
写真を見てもらってもわかると思うけど、
貫入(かんにゅう)がたくさん入ってます。
貫入とはいわゆるヒビみたいなものだけど、
使用には別段問題はありません。
ただ、これだけ器部分の薄さが目立つ食器だと、
なんとなく不安が残るんですよね~。
あと、貫入自体もとても目立つので何か気分的によろしくない。
特に最近、一気に増えてきた気がするもので…。
使い込んだ味だと思えばいいけど、何か心配。。
ほかの安藤さんの食器はそうでもないんだけどね~