日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

朝まで生テレビ「民主党」

2009-03-28 09:33:20 | Weblog
昨夜放送の朝生を見ましたが、郷原信郎(桐蔭横浜大学法科大学院教授、元東京地検検事)の主張はかなりまともで、小沢氏の公設秘書に対する検察の立件は、最初から無理がありました。

実際は民主党が、政治資金に透明性を持たせたために記載ミスの微罪で逮捕されてしまう一方で、武部元幹事長などは、政治資金団体を50も作って、その中で資金をぐるぐる回しているので、捕まらないのですな。

そんなものを東京地検は、重大な犯罪と言っているわけですが、お前らの立たなくなったメンツなど許してやりますから、間違いを悔い改めた方が、国民はお前らを信用しますからと言いたいです(笑)

それが分からない蓮舫や、小宮山洋子などは小沢批判を続けていますし、党首をかばうという基本的なことができないどころか、蓮舫は視聴者アンケートの結果が小沢氏が党首を続投するべきという結果を見て、驚いていたくらいです。

タレント議員よりも、朝生のアンケートに投票するような政治に関心の高い国民の方が優秀ということなのですが、どこの国でも、政権が替わるときは血なまぐさい闘争があるわけで、ボーっとした民主党議員のように、支持率があれば自然に政権が転がり込んでくるというわけではないでしょう。

どのみち、今年の選挙では自民党が中途半端に過半数を取ってしまった方が、法案が何も通らなくなるので、国会が空白になってしまいます。

法案が通るには、現在の野党が過半数になるか、自民が2/3を取るしかないのですが、実際問題として再度の2/3議席というのは不可能でしょうから、スムーズな運営優先を望むなら、野党に勝ってもらうしかありません。

僕は国民新党支持者なので、民主党を応援しているわけではないですが、国民新党と社民党の協力無しには過半数は取れないので社会民主主義的な政策の干渉を期待できるものと思われます。

世界恐慌のこの大事な時期に、中途半端な自民&公明の勝利というのは、より深刻なねじれ現象と空白期間を生み出すだけで、日本の破滅になると思います。

救済できなくなった経済のフラストレーションは、他国をスケープゴートにして、問題意識を戦争に転嫁させるしかないのが、歴史的な合理性です。

まあ、北朝鮮の人工衛星を打ち落とすなんていうのは、実際問題そうなっていますわな。

あと自民党は、「民主党には、政権担当能力が無い」と刷り込んできましたが、そうならば、なぜに民主党の高速道路無料化法案のような、高速道路ETC1000円を決めたり、子供手当のような法案を考えたりするのかは、まったく理屈に合いません(笑)