日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

小さな政府について。

2014-08-29 21:41:24 | Weblog
小さな政府について。

ノルウェー、スウェーデン、デンマークの3ヶ国は、3分の1以上の労働者が、公共部門で働いています。小泉内閣の時に、竹中平蔵経済金融担当相は、有権者に刷り込むように「日本は大きな政府なので、民間でできることは、なるべく民間に任せて、小さな政府にすることが必要だと」と、テレビで何度も何度も公言していました。

しかし、日本には10年以上前のデータでも、公務員は20人に一人しかいませんでした。ほんとうは、日本は先進国の中で、一番小さな政府だったのです。

このように、まったく逆のことを、公共の電波で公言する人間のことを、ふつうの国では嘘つきといいます。そして、竹中平蔵は、またもや労働者の移動が必要などといって、雇用を不安定化させようとしています。

竹中平蔵が役員を勤めているパソナグループは大儲けしますが、もともと政府が意見を聞きたがる有識者には意見だけもらえればいいわけで、決して便宜を働くとか、お手盛りなどさせてはいけないのです。

安倍さんは、こんな人物を、またどうして経済産業競争力会議に入れてしまったのでしょうか。
http://npn.co.jp/article/detail/71589985/