日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

4-6期は、マイナス6.8%のスーパーデフレインパクト!

2014-08-14 03:06:11 | Weblog
4-6の景気がマイナス6.8%と分かったことで、ようやく内閣官房参与の藤井聡さんも、重い腰を上げてくれそうな気配です。これは、橋本内閣のときの消費税増税によるデフレインパクトの、更に倍の数値という非常に悪い数字です。

甘利大臣は「緩やかな回復基調が続いている。4~6月の増税後の落ち込みは反動減の範囲内だ」と、とんでもない発言をしているそうです。今回の下げ率は、回復基調のデータとは全く正反対の結果なのですから。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H08_T10C14A8MM0000/

第1の矢、第2の矢のスタート当初は良かったのですが、第3の矢以降、増税をしても景気に影響がないというオカルト経済学に、国が方向転換してしまいました。

補正予算も組まずに、今後どうなるのか非常に心配です。消費税増税を行った橋本内閣の時に何が起きたのか思い出してください。三洋証券、北海道拓殖銀行、山一證券が次々と破綻しました。あげくの果てに、橋本総理自身が、あれが官製不況だったことを自ら認めたのです。

アベノミクスとは景気対策ではなくて、不景気対策だったなんてことにならないように、一刻も早く、方向転換して欲しいものです。