日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

介護職の給料は、そんなに安くない

2014-07-10 01:06:41 | Weblog
非正規雇用製造マシンの竹中平蔵さんが、安倍内閣の産業競争力会議の民間議員になったことで、非正規雇用者数が激増しています。

私は生き残り策として、介護職の正規雇用をお勧めしますが医療系ほど高くないにしても、大企業の平均に近いと思います。特に、女性の性差は変わりませんし、20代の若い人では賃金が逆転しています。(ただし、3年以上頑張って介護福祉士になるまでが辛抱です。)

民間大企業の平均年収が408万円、塾講師が361万円、大工が336万円、理容師280万円、理学療法士が391万円なのを考えると、夜勤のある介護施設では400万円以上もらっている人がけっこういるので、言わているほど悪くないのではと思います。何百万円も授業料を支払った理学療法士さん、作業療法士さんはそんなにもらっていませんから。

主婦が主役であるヘルパーの平均時給は意外と高く、移動時間もありますが1800円くらいですし、介護職なら転職してもつぶしがききます。

もちろんキツイ仕事なので辛抱は必要ですが、介護職は旅行に行ったり、飲み会に行く人が多いので、こういう景況感は久しぶりです。

お莫迦な経済学が蔓延した一般会計で生活しても貧乏になるだけなので、介護保険特別会計の世界に皆さん、おいでおいで。です。