日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

政局の小沢と、政策の亀井

2008-09-18 23:34:32 | Weblog
民主党と、国民新党の対等合弁の報道を聞いて、何だかとても安心してしまいました。

平成15年の自民党総裁選の真っ最中に、亀井さんを応援する会を日本経済復活の会の有志が集まって作ったのですが、都内の居酒屋で亀井静香さんに初めてお会いしたときに、かの小沢一郎氏のことを、

「あいつはパワーゲームばかりを考えている」

といっていた亀井さんでした。しかし、ある人から「小沢さんは、亀井さんのことが好きみたいですよ」と言われて、面食らっていたのを思い出します。

あれから、もう5年も経ったのですねえ。しみじみ。

福田康夫総理の引き際が電光石火であったために、「これはやられた」と僕は思ったのですが、政局の小沢と、政策の亀井が手を握ったことについては、それ以上のインパクトがあります。

国民新党には政策の強さがあり、民主党には政局の強さがあります。

その国民新党の政策草案を考えたのは、我々の友人である経済コラムマガジンの荒井彰氏であり、文章にして纏めたのは、紺谷典子さんということになります。

対等合弁ということは、その庶民の立場に立った国民新党の政策が、民主党の政策に反映されるということでもあり、亀井さんが合弁後の重要ポストに就く可能性が高まってきたということでもあります。

しかし政局は、小泉純一郎の動きがまだ読めないので、まだ2転3転するかも知れませんが、リーマンブラザーズの倒産や、事故米報道などが、総裁選の大宣伝を一掃してくれる神風となってくれたのかも知れません。

昨日の株式日記に書かれているように、リーマンのようなネズミ講的経営がいつまでも持つはずがありません。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20080917

次の総選挙は、単に政権の交代という話ではなく、新自由主義の終焉を見ることができるかどうかの、歴史的ターニングポイントとなることになるでしょう。

僕だけではないでしょう、全国で人生設計がままならなくなった皆さん(笑)

命あるうちに、もう一花咲かせましょうよ。