谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

夏休み・・・函館の婆さん

2007-07-20 23:38:32 | 何気ない話
 サブです。
ホテルの厨房のサチコ様、ご不幸があり明日から休み
サチコ様におんぶにだっこ状態のサブですから
超大変のサブです!

そんなで・・田面木小は夏休み・・・俺も欲しいのだー
私が子供の頃の夏休みは、母方の婆さんの家に行くのが通例で
連絡船に乗っていってました。

3年生の思い出に鮭の塩焼きがあります!
「圭介が来たから今日はお魚を焼いて食べよう」
函館の駅前で鮭を購入・・・歩くことしばし

30分歩いて、燃料店の看板のお店に入りました
「七厘ちょうだい」
俺は、「エッ~どうやって持っていくの?」
婆さんは、大きな風呂敷を出して婆さんの背中に・・・赤ちゃん状態

私は炭と鮭を両手に・・・タクシーで行くのかな?
考えは甘かった・・・テクテク歩きです・・・・・ハイ

歩くこと1時間、婆さん休むことなく歩きました!

子供ながらに「バカくせー」
家に着いて(五稜郭公園の近くでした)
婆さんが歩いているのに、男の俺が音を上げる分けには行かない

何か複雑な気持ちでした~その後私は昼寝・・・です。
婆さんはそのまま、火をおこして晩飯の準備をしていたのでしょう!

確かにあの日の晩飯は旨かった・・・
婆さんは私に何を伝えたかったか、50になって理解します。

でも婆さんが七厘を背負った姿は今でも鮮明に思い出します

「イカ刺しを食べたら砂糖水を飲め」
「イカと梅は合わせるな」
「ご飯に肘はいらない、立てるな」

とにかく圭介・・アーしろコーしろ
うるさい婆さんでしたが、私が一番可愛がられていました。

夏になると必ず思い出す婆さんの思い出です。