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ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【最終講】

2010-08-08 18:04:29 | 同人活動
【第五項】 TIPS

第一項から四項で、これで基本的には会場に入れ
お目当てのサークルさんに辿り着くことができます。

あとは、自由に楽しんでください。
あとは、少しでも快適に楽しめるように
TIPSなどを少し・・・。



【心得の五「千円札・小銭を準備すべし」】
サークルさんは、基本的には釣銭の準備はされていますが
万札の釣銭への対応は、つらい場合があります。
千円札や、小銭で払われると喜ばれます。



【心得の六「現地調達は考えるな。家の最寄の店で買っていこう」】
飲み物・食料や、ちょっとした文具など。
ビッグサイトの売店や国際展示場駅近くのコンビニで調達・・・。

皆、考えることは同じでこれらの店は
略奪行為の後のような在庫状況になることがあります。

会場設置の自販機も、「売り切れ」マークの
オンパレードとなることがよくあります。
予め購入して、持参することが肝要です。


【心得の七「PASMO、Suicaを準備しよう」】
コミケットに限らず、混雑するイベントに参加する場合の
基本でしょう。


【心得の八「食事は時間帯を選べば吉」】
有明ビッグサイトは、レストラン設備が結構充実しています。
が、
午後1時を廻った頃から、体力を消耗し尽した参加者の
休憩場所を兼ねた、長っ尻のお客さんが増え、
回転率が極端に悪くなります。

ヘタに長時間待つくらいなら、会場を廻りきってしまって撤収。
新橋または銀座方面に向かうのが懸命です。

お台場方面は、ただでさえ一般の方で混んでいるので
あまり状況は改善されません。

どうしてもビッグサイトで食事をしたいなら
逆に、午前11時頃といった、まだ参加者が疲れていない時間帯に
行くのをお薦めします。

びっくりするくらい空いていることがあります。


【最後の心得「交流をしよう」】

基本的に出展しているサークルさん、書き手さんは
感想を聞きたいと思っています。

コミケットは単に同人誌を売買する場所ではありません。
それならば同人誌専門の書店で事が足りてしまいます。

コミケットの醍醐味は、書き手さん、作り手さんが
手売りで同人誌を売り、それを買うというところです。

礼さえ失しなければ、どんどん話しかけてみましょう。
サークルさん側も、基本的にコミュニケーションを
欲しています。

素敵な同人誌を買うだけでなく
作り手さんとお話できるのが、コミケットの魅力です。

なんとなく本だけ買って、人混みで疲れた!という感想と
お目当ての作家さんとお話できて、嬉しい!という感想とでは
同じ出費と疲労度でも雲泥の差がありますね。


楽しい時間を過ごしてください。

Have a Nice Comiket Day!!

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【第四講】

2010-08-08 18:03:55 | 同人活動
【第四講】コミケットカタログ攻略

さて、コミケットカタログです。
一回でもこのカタログを手に取ったことの
ある方ならご存知でしょうが、このカタログ
「別名:電話帳」と呼ばれる位
「厚い、重い、使いづらい」シロモノであります。

3日間に参加する全サークルのカットが数百ページにわたり
延々と並んでいますので
会場の現場で「検索して場所を探す」という用途には
全くといってイイほど不向きです。

まあ、このカタログを持って出掛けるという行為が
「カバンの中に電話帳を入れて出掛ける」
ということととほぼ同義ですので、困ってしまいます。


基本的には、前講でお話しました
「マップだけ持参する。カタログ本誌は持参しない」
というのが基本かと思われます。

カタログ自体を1日目、2日目、3日目と
三分冊に切り放してしまい、
軽くして出掛ける方もいます。

カタログ自体はコミケが終了したら捨てると
いう方は、この方法がお薦めです。

毎回、コミケット終了時に
重さに耐えかねてか、大量のカタログが廃棄されているのを
見ると、胸が痛みます。

心得の四「カタログは家に置いて来るべし」

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【第三講】

2010-08-05 23:49:25 | 同人活動
【第三稿】目的地の場所を確認しよう

コミケット会場へ行って面食らもの。

それは、延々と続くサークルブースの机の海。

この中から、お目当てのサークルさんを見つけ出すのは
地図なしにはまず不可能といって、差支えありません。


ビッグサイト全館を使用する大規模イベントの割りに
サークル配置図というものは、会場内に掲示されておらず、
またマップ等の配布もありません。

公式ガイドブックに、全参加サークルの一覧がありますので
その購入が必要です。

ガイドブックなしに会場に来ても、地図を持たずに山に登るようなもので
自殺行為であります。

また、会場に来てからカタログをチェックしようとしても、会場の状況と
カタログの特性上、極めて困難であります。

カタログを事前購入して、カタログに付録の会場配置図に
おめあてのサークルを事前にプロッティングしてから来る。

これが、コミケ攻略のための重要なポイントであります。

コミケットカタログは、ビッグサイト正面入り口近くの
特設テントでも購入可能ではありますが
上記のような理由や、また入場の際は必ず行列を作るのですが
カタログ購入のためには、一旦列から外れる必要があるため
あまり便利ではありません。

コミケットカタログは、アニメイト等、ちょっとアニメ・マンガ系に
寄っている本屋さんで入手可能です。


心得の三「カタログを事前購入すべし」

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【第二講】

2010-08-05 23:47:37 | 同人活動
【第二講】会場に入ろう2


コミケットの開場時間は10時から4時までの計6時間。
意外と短いです。

また、人気サークル等の本を買いたい人が、未明・早朝から
行列を作るのと、開場の10時までは入場待機となりますので
朝7時~11時頃までは、国際展示場駅周辺は
行列の人で埋まります

初めての人はこの人の群れを見ただけで圧倒され、
あきらめて帰りたくなってしまいます。

友人のA氏はこの行列に3時間以上並び、右半身のみ
強烈な直射日光に数時間照射され続け
右半身だけ真っ黒に日焼けしたことがあります。

あまりに見事な半身焼けだったので
「あしゅら(男爵)焼け」と呼んで大笑いしたものです。

朝一番で並ぶと、このあしゅら焼けをくらう
リスクもあります。

ただ、10時の開場以降、駅周辺を埋め尽くした人は
どんどんビッグサイトに吸収されていきますので
逆に12時前後に国際展示場駅に到着するイメージですと
行列も短くなって、数十分の待ち時間で入場できると思います。

経験上、午後1時を過ぎると入場列は消滅しますので
その頃に会場に来ると快適です。

但し、人気サークルの場合、1時頃には完売
撤収しているところもなきにしもあらず、ですので
痛し痒しではあります。


心得の二「年寄りは朝一番では並ばない」

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【第一講】

2010-08-01 19:42:14 | 同人活動
【第一講】会場に入ろう1

さて、まずは会場に入るためのノウハウ。

基本的に入場は無料ですので、現地へ行ってしまえば
何とかなると考えてしまいますが、
そこは少し予備知識を。



今年の夏コミケットは「コミケックマーケット78」。
8月13日~15日の3日間開催されます。

1日目は、アニメ系
2日目は、ゲーム系
3日目は、マンガ系

といったように、日替わりで出展者が変わります。
金土日の日程なのと、3日目は所謂「男性向き」というエロ系サークルが
割り当てられているため、もっぱら男性客で混雑します。

1日目は、曜日の関係と女性向けが多いため若干参加者は少なめです。

少ないといっても比較の問題です。


全般的な込み具合は、そうですね
身近なイベントで混雑しているもの、初詣とか、花火大会とか・・・
その混雑が、インハウスで、全館に及んでいるイメージと
思って頂ければよいと思います。

局所的には芋洗い状態になる箇所もありますが、
基本的には人とはあまり接触しない程度の混み具合、と考えて
いいでしょう。。

ただ、自分の思ったとおり直進することはまず困難ですし
見渡す限りの人混みですので、それだけで人酔いしてしまう懸念はあります。

まあ、こんなものだ、という風にあきらめてしまうのが肝心です。

心得の一「混雑しているのが「込みケット」たる所以。人酔いしないように」

【短期集中連載】年寄りのためのコミケット参加講座・夏コミ編【準備講】

2010-08-01 14:15:44 | 同人活動
ミドルエイジを過ぎてから、マンガに嵌った!
いい歳こいて、コミケットに行きたくなった!

そんな稀有なあなたに贈る(いないかな、そんな方)
年寄りのためのコミケット参加講座の開講です。


さて、小生普段はフツーの勤め人のおやぢですが
「コミケットに行っている」というと驚かれます。
(まあ、基本はあまり言わないようにしていますが・・・)

なんやかやで、コミケットは第12回(爆!)からの継続参戦。

但し、幕張メッセ時代には海外に住んでましたので
会場としてのメッセの経験はなしです。

そんな小生のモットー、
「無理せず、目一杯コミケを楽しみましょう」


【準備講】はじめに

コミックマーケットは、事実上世界最大の同人誌即売会と
言われております。

会場は、東京有明の「東京ビッグサイト」。
同会場を使う単一イベントとしては、最大のものらしいです。

なにやら恐ろしげな惹句が並びますが、まず大前提としましては
「準備と基礎知識さえしっかりしておけば、何も大したことはない」

ということです。

とどのつまりは、

・会場へ入って
・目指すブースにたどり着いて
・本を買う

という、単純な行為なのです。

恐れず参加してみましょう。

ただ、世界最大の即売会。
上記3項目を実地で快適に行うためには
ちょっとした工夫がいります。

大したことではありません。
ちょっとした準備と心構えだけです。


NEKO個人のノウハウですが、すべてお教えしましょう。

「目指せ!年寄りのための、疲れないコミケ参加」

新作執筆日記 第38話 宇宙船見学指令

2010-04-25 10:05:20 | 同人活動
昨日は、仕事の方がちょっとワヤになってましたので
午前中はオフィスで残務整理。

同じく休出して仕事をしているメンバーの様子を伺いながら
ちょっちオフィスを抜け出して、
王子で開催されている板橋克己先生の個展に向かう。

板橋克己先生は、「ヤマト」「999」
以外なところでは「ドルバック」などのメカ設定をやられている
メカデザインの大御所。

情報では、先生の作業中の様子を収めたビデオクリップが
初めて公開されるらしい。

趣味とはいえ、絵描きをやっている者にとっては
見逃せない。

・・・。

駅に向かうと山手線が事故で止まっている。
マーフィーの法則であるなぁ。

「こんなこともあろうかと、秘かに準備しておいた
 西澤晋先生のデッサン解説本を読むのだよ。」


マイミクのIさんに紹介して頂いた本なのですが
これがヤバイ本でして・・・。

「こんな本出されたら、みーんなマンガ、
 凄く上達してしまうじゃないですかぁ!」
というオソロシイ内容。

面白くて、あっという間に頁数がすすんでしまう。

いかに自分が西澤先生言うところの「ヘタ絵」を描いていたか
眼からウロコが落ちる。


なんとか王子に着く。

http://meccanista.com/

作品を拝見する。
「凄え!」
の一言。

お目当てのビデオクリップも拝見する。


大感動である。

運がよかったのか、ロングバージョンも含め都合3回見る。

所感。
・・・これは神業である。

得物は小生と同じ、Gペンと墨汁なのですが、
驚嘆したところをいくつか・・・・。

・Gペン一本。細かいところも丸ペン使用せず。
・基本は定規を使用せずすべてフリーハンド!
・ホワイトを一切使用せず!
 (メカ絵でですよ!なので原画が美しい!)
・墨汁で線のコスリなし。
 (生乾きの線を、ビヤッっとやってしまうアレです。)
 常に、置いたばかりの線、乾いた線を計算されている。
 (これは流石にプロ中のプロだと唸りました!)


スゲエなぁ・・・・、
と半分ヨロヨロとしながら
ゲスト作品のコーナーを見ると・・・
Aさんという方の作品が、またこれが上手い!

板橋先生とはやや方向性が異なるデジタルな
メカイラストですが、これがまた才気の迸りを感じる!

「う~!」

何だか圧倒されつつも、かなり長い時間
オフィスを空けていることに気が付き、
後ろ髪を引かれる思いで戻る。

顔見知りの仲間の方も多数いらしたのだが、
まともに挨拶もできずに、失礼しました。


こういうインスパイアリングなものを立て続けに見せられると
なんか、燃えてきますよね・・・。

あ、

板橋先生の個展は、今日までやってます。

未見の方は、王子へ急げ!

コみケッとスペシャル5 in 水戸 参戦記 その6 閉幕、さらば水戸

2010-04-10 17:05:19 | 同人活動
さて午後もだいぶ時間が経った頃、
ふざけおにさんが来られる。

小生の同人活動をサポートいただいている方の
ひとりだ。

なんか、過分な差し入れなどを頂戴してしまう。

お礼をしようにも今回、新刊が何も無い。

なので、
こんなこともあろうかと思って
密かに準備しておいた(真田さん風)
お手製水戸記念絵葉書を贈呈。

すると、なんとイラストまでお願いされる。

面映いのですが、お返しできるものが
ありませんので、こんなものでよろしければ
と、お請けする。

何で描きましょうか。
いつも使っている、ZEBRAのつけペンと「墨の華」は
無論持ってきておりませんので
ミリペンとコピックで描く。

ミリペンを使ってライブで描く!
っていうのは、大学の漫研時代に
よく似顔絵描きでやっていた手法。

其の頃は、下書きなしの一発描き
ひとりあたり3分、1日100人描き!
なんて訓練をやらされたものです。

ノリは体育会みたいです。
最近はどんなのかなぁ・・・。

ですんで、生で絵を描くのは抵抗がないのですが
欠点として、
描き出すと絵に没頭してしまう、というのがあります。

相方がいるときは、その間売り手を頼みます。

不思議なもので、「売らんかな」でギンギンになっていると
お客様は寄ってこず、かえってその体勢を崩し
一心不乱の物書きモードに入ると、
逆にお客様が寄ってくるのです。


小生、絵を描いていると周りの事が見えなくなりますんで、
何回か、
「これ頂いていいですか?」と声をかけられ
慌てて我に戻って接客させて頂くことも。


出来上がり。
悪くないと思われるので、記念撮影。




我ながら、誰かのタッチに似てるかなぁ
と思いを廻らせていると
ふと口をついて出てきたのが
わたなべまさこ先生 の名前。

「忠津陽子先生、文月今日子先生の模写から入って
 高橋留美子先生やら何やらを経て
 ぐるりと廻って
 わたなべまさこ先生のフォロアーに辿り着いたか?」
 (大いなる勘違い)


それはそれで面白かったりして。

無事色紙をおにさんに謹呈!
握手をさせて頂き、再会を約します。

「次は(通っていれば)夏のコミケットで・・・。」


しばらくボーっとしていると、
ゲーム系即売会を主催するあさのんさんと、
同人作家で、小生と同じバルディオスの作品も描かれる
岬龍飛さんが来られる。

短い間ですが、話し込む。

今年は「バルディオス生誕30周年なので、何かやりましょう!」
ということで、意見が一致。

おし、あたしの描きかけの作品もなんとかしちゃいましょう!


時間が進み、閉幕間近。
ブロック担当のスタッフさんが、
「ブロックノート、みませんでしたか?」と
涙目で来られる。

早々に撤去されたサークルさんもいらっしゃるので
荷物に紛れ込んでしまったのか、出てこないようだ。

スタッフさんは、上長の方を連れてこられ
再度聞きまわっている。

最近の人には、ブロックノートなど
なじみが薄いんで、持って帰ったんだか、
間違えて捨ててしまったんだか・・・。


そうこうしているうちに、閉幕のアナウンスが流れる。

「これをもちまして、コミケットスペシャル5 in水戸を
 閉幕いたします。皆様、お疲れ様でした!」

サークル参加者も一般参加者も、スタンディングオベーションです。
パチパチパチパチ・・・・・。
それがやがて、三本締めに変わる。

シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン

「もう一丁!」

シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン

パチパチパチパチ・・・・・。

そして、お隣の赤毛のアンサークルさんが
お客さん、スタッフを巻き込んでの乾杯を始められる。




小生も一献、ゴチになる。

五臓六腑に染み渡る美味さである。

これが、コミケット・スペシャルの醍醐味であろうか・・・。
これはレギュラーのコミケットでは、経験できない味であろう。

ほろ酔い加減で会場の外に出ると
メインストリート一帯に音楽が流れている。

よく効くとボーカロイドの歌だ。
初音ミクの唄う茨城県歌か、水戸市歌なのであろうか?

まあ、総括などをしてみると

「同人誌即売イベントとしては、今ひとつだったが
 お祭りイベントとしては、成功!」

てなところじゃないでしょうかね?

買い手にしてみると、あまり目だった新刊もなく、という感じで
売り手にしてみると、客足がいまひとつ。

そもそも、この規模でオールジャンル即売会、というのは
どっちつかずの感が強いですね。

でも、お祭りとしてみると
楽しさを満喫させて頂いた、という感想です。

早々に、「売るモード」をあきらめたのが
良かったのかもしれません。

帰路、
水戸駅から見た夕陽の美しさが
これまた忘れられません。

皆様、お疲れ様でした。

また、お会いいたしましょう。


コみケッとスペシャル5 in 水戸 参戦記 その5 開幕

2010-04-10 17:02:28 | 同人活動
さて開幕しました。コミケットスペシャル5

本日は一人なので一日店番です。
それだと、大好きな同人誌が一冊も買えません。
「悔しいです!」(ザブングル)
ですんで真向かいのモ○モ○さんに、開場と同時に
並びます。
開幕と同時に職場放棄です。

よしんばお客さんが来ても、放置!
いい加減だなぁ・・・。

まあ距離でいうと通路を挟んで5歩くらい。
おそらくうちは一番の至近距離ですんで
並び順は1番。
「モ○モ○に一番で並んだどー!」
と、心の中で絶叫。

購入後、即スペースに戻る。
この間一分という感じですか。

まあ、その間拙サークルはおろか、3階のエリア一帯
お客様がひとりもきません。
心配は杞憂に終わります。

「これは、普段のコミケに輪をかけて
 ヒマヒマ星人来襲だぞ!」

と半ばあきらめる。

30分くらい経過すると、お向かいさんや、
その他の壁サークルさんにポツポツと列ができる。
だがそれも、長くは伸びない。

モ○モ○さんも、常に人だかりはしてるものの
ついに大行列はできず。

「まあ、モ○モ○さんがこういう感じなら
 ウチはオケラ決定!ユルーくいきましょい。」

本日のモード決定です。これで気楽になれる。


気楽になったところで、伸び上がって
回りのサークルさんを見渡してみる。



ひとつ置いて左横のサークルさんは
ユニークな販売方法をとっている。

水戸コミケにちなんで
「宇宙海賊ミトの大冒険」の聖地巡礼本を
お買い上げ頂いた方に、その場で啖呵売よろしく
内容を名調子で15分ほど御説明。

全部聞いて頂いたお客様には、更に詳細版を後でメールで
お送りするというユニークなもの。

啖呵売の名調子を聞くとはなしに何度も聞いて覚えてしまう。
面白いサークルさんだ。

お話をしてっみると普段は「赤毛のアン」サークルさんとのことで
二度びっくりであります。


そうこうしていると、「時刊新聞発行局」の方が
記事募集に廻ってこられる。

時刊新聞とはSF大会などで有名な、イベントの進行状況などを
1時間単位で新聞の形で発行されるという
お祭り気分満点のサークルさんである。

小生は不勉強なんで、コミケでは初めてお見かけする。
嬉しくなってしまい、記事を寄稿する。

その後1時間に一回の割合で、新聞配賦に
各スペースを廻って来られる。

面白い。

くだんの「赤毛のアン」サークルさんは
遊び心満点で、時刊新聞さんが来られる毎に
「給水所です。お水どうぞ!」

と振る舞い酒をしている。

そう、このコミケットスペシャルの従来の
コミケのルールと異なる、最大のものは

「会場内、アルコールOK!」ということ。
お祭り気分がより一層盛り上がる。


ブロックノートが廻ってくる。

懐かしい!

今やその習慣は廃れてしまいましたが
晴海コミケの頃にはやっていました!

白紙のノートをブロック内で
回覧板よろしく巡回させて、各サークルが
思い思いの絵やら、文章やらを描くもの。

拙ねこらい堂は、バルディオスが葵の御紋の印籠を
「むん!」と突き出して
「祝!水戸コミケ開催!!」
と絶叫しているというものを描く。

太いマジックで、大迫力で描いたので裏写りしている。
スンマセン!

お隣のサークルさんにまわす。
お隣さんも
「最近のひとは、ブロックノートなんて廻されても
 わかンないかもしれませんねぇ・・・」
と仰る。
ジェネレーションギャップだなぁ・・・。


お昼をまわって、14時頃。

さすがに生理現象が厳しくなってきたので
本日二回目の職場放棄。

会場内、走るのは厳禁ですんで
早足で3階から2階の男子トイレに向かいます。

案の定、大行列である。
本日最大の売れ線サークルは、トイレ。
これに確定でありましょう。

コみケッとスペシャル5 in 水戸 参戦記 その4 イバライガー現る!

2010-04-04 20:17:46 | 同人活動
お店作りを淡々と進める。
今回は、コミケ名物、机の上のチラシてんこもりがないため
整々と準備が進められる。

完了。
冬コミのポスターの流用なので、新鮮味がありません。

「今度の夏(もし当選したら、ですけど)は
 バルディオス生誕30周年なんで
 派手派手しいポスターを作ろう!」

と心に誓います。
その前に、新作も書かなきゃ、ね。

目の前のモ○モ○さんのところは、本日新刊があるようだ。
欲しいなぁ・・・。

現在、時刻は10時過ぎ、開場は11時。
開場まで、サークル同士の売買はご法度です。

このルールは、結構厳粛に守られています。
なもんで、参加サークルは一通り準備ができてしまうと
ヒマなもんですので、
敵情視察ということで、
館内をブラブラ見て回る人が出てまいります。

拙サークルを見て、
「ああ、来てるな」という反応の方
「お、バルディオスじゃないか!」という反応の方。

後者の方がちょっと多い感じですか。

小生は、未だ細々と店の準備です。
バルディオスのフィギュアを飾り
値段表などをスペースに座って
うつむき加減でセットしていると


「これは、ダイターンですか?」

と頭上から声がかけられる。


定例のコミケットでもイタリアからのお客さんに
同じような質問をされたなぁ・・・・。

ダイターンとやっぱり似てるのかなぁと思いながら

「いえ、これはバルディオスです」

と言いながら顔を上げます。

するとそこに立っていたのは茨○県警の
制服を着た警察官の方が2名。

声をかけられたのが、年配のほうの警察官の方。

コミケットでよくある、警察の方が構内巡らを
されているのである。

すると、さっきの「ダイターンですか?」は
巡ら中の職務質問に該当することになります。

あららら。

どぎまぎしていると、年配の茨○県警の方は

なんと「あ~、バルディオスですか。知ってますよ」
とおっしゃるのです。

当方、嬉しくなって
「ご存知なのですか?」と
思わず職質返しをしてしまう。

「茨○県警、あなどりがたし!」

コミケ広しといえど、外国の方や警察の方と同じネタで
会話をした人は、なかなか珍しいのではないでしょうか。

あとで、お隣の赤毛のアン・サークルさんに

「あれはウケましたねぇ、マンレポ(マンガレポート)のネタに
 させてくださいよ!」
と言われましたね。

懐アニ系サークルは、見渡してみると
マジンガーZ、トリトン、ベルばら、赤毛のアンくらいです。
ヤマトも999も見当たりません。

マジンガー、トリトンときてヤマトも無しで
「バルディオス」では少しというか、
かなりバランスが悪い感じですね。

「浮いているかも・・・。」

とひとりで悶々としていると
向こうのほうで歓声が上がる。
何事か、と思って声のするほうに行ってみると、
何やら変身ヒーローショウを開場前のサークル
スペースでやっています。



聞くと、イバライガーというご当地ヒーローだそうだ
俄然嬉しくなって、写真をとりまくる。

待っていると、一通りスペースを廻ってくれるという
サービスの良さ。



カメラを構えると、ちゃんとポーズを
取ってくれる。

なんか、怪人や戦闘員みたいなのもいる。




これは楽しい!
水戸コミケは、茨○県警とイバライガーで
出来上がり!という感じです。



イバライガーも別フロアに移動して、
開場の11時まであと少し。

今日はひとりで店番なもので、
用足しをしておく。

トイレに行ってみると、なんと当3階は
女子トイレのみ!
男子トイレは2階にしかない。

これは不便だ。
おまけに、小用は2基しかない。

これは開場した後は混むだろうなぁ
と心配になる。

そうこうしているうちに開場です。

「只今より、コミケットスペシャル5 
 in水戸を開催いたします。」

と館内放送が流れ、サークル出展者は
全員スタンディング・オベーションです。