今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

モドキが帰って来た

2023年07月17日 | モドキ
5月下旬に店で会ったのが最後のモドキ。
その直後に、清掃局より近辺での白黒猫遺体処理情報。
さらにその直後、SC内で白黒猫を見かけ追跡したがモドキとは確認できず。
※過去記事「周辺ノラたちのその後」(一見さんカテゴリ)を参照下さい。
先月中旬になってMさんと出会い、モドキの無事を聞かされました。

Mさんの話では、モドキは向かいのマンションのさらに奥へと行動範囲を広げたらしい。
Mさんがそちらの知人宅でモドキを見かけ、その後も知人からモドキ情報があると。
モドキが遠くなっていく。
保坂家のシロちゃんのように、晩年は穏やかな家猫生活を、と思っていたけど、
その前にモドキがこの店を見限ってしまった、ということだろうか。

6年を超えた付き合いになるモドキ、お別れもさりげなく?
何とも言えない虚しさというか、喪失感のようなものに浸り始めた頃のこと。
その日は自分が非番で妻が店にいた。
昼過ぎからレオが行方不明になって、日が暮れても戻らず全員で捜索を始めた。
そんな折のこと、裏駐車場の車の下にいるモドキに出会ったというのです。

店裏駐車場の車の下にいたモドキ

え、なんで(店でなくて)こんなところに?
初めは目を疑ったと。でも、どう見てもやっぱりモドキ。
声を掛けたら店に来た。好物のシーバやウェットは殆ど食べず、単なる義理で来た感じ。
少し遊んで再び店裏に消えたとか。


食べるというより、店を懐かしむ(点検する?)ようなモドキだったらしい

モドキはそれからもちょくちょく来てるようです。
だけど自分の非番の日ばかりで、自分はまだ会ってません。
まあでも、会うのは時間の問題だろう。
モドキが店を空けるのは今に始まったことではない。
今回は1ヶ月半だけど、過去にはもっと長く空けたことが何度もある。
もちろん自分の、いつかモドキを保護する決意は変わっていません。

(左)店の中央で (右)裏駐車場で くつろぐモドキ

追申) レオの話は後日改めて書く予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノミとちび太とノミ取りマン

2023年07月13日 | ちび太
ノミの活動が活発になる季節がやってきた。
当家のようにニャン数が多く、しかも触れない家庭内ノラがいるとなれば、ノミとの格闘は避けられない事態なのだと思います。
むしろ、一昨年まで"ノミ知らず"でいられた方が不思議なくらい。 (実際にはいたのかも。)

昨夏は人間がボロボロに食われ、調べた結果ようやくノミの存在に気付いた。
初めてノミ取りホイホイを仕掛けた夜、10匹以上取れて仰天したものでした。
ノミが猫たちよりも人間を狙ってくっついてくる感じだった。
今年は冬にサクラ、6月にはちび太にノミを見つけてマイフリガードを処方した。
他の猫たちは鋤いてもノミはいなかったが、念のために同時にマイフリ処理。
(触れないクウとケン除く。)


布団を立てて隠しているのは・・

今回はその後の話。やはりノミ騒動は勃発しました。
ただ、今年は昨年と比べて少し様相が違う。
ちび太以外の子にはノミが見られず、人間の食われ方も昨年の1/3以下。
ノミ取りホイホイでも取れず、最近になってようやく2匹。
一方ちび太は、マイフリ処理にも拘らずむしろノミが増えていく感じさえある。
ちび太はまだ毛が短いので蠢くノミがよく見えるのです。

ちび太でした。手前にいるケンが見えないように

ノミのライフサイクルを調べると、卵は一度猫の身体から床などに落ち、夏場は数日で孵化、さらに数日で幼虫、脱皮、さなぎを経て成虫になり、成虫になって初めて動物に飛び移って血を吸い始める。寿命は1ヶ月くらいだがその間に何度も血を吸っては卵を産むらしい。なのでノミを見つけたら猫のマイフリ処理だけでなく、床などを頻繁に掃除することも肝要だと。

当家の現状は、保護者も食われてはいるが、ちび太が一身にノミを集めているようなのです。
マイフリガードαはジェネリックだがフロントラインと同じ製品。
説明書にはノミは絶対に駆除できると自信満々。
もし処方後にノミを見つけたら、それは他から乗り移ったものですぐに死にますと。
しかしちび太についているノミは薬など何のその、元気いっぱいで蠢いているのです。

だいぶ毛が生えたけど、下腹部と後足の内側はまだ肌のまま

スプレーもやったし滴下タイプもやったけど、処方の仕方がまずかったのか。
いずれにしても、処方の間隔は4週間以上ということですぐにはやり直せない。
結局その間、ちび太をせっせと鋤いてノミ取りを行うしかなかった。
昨年暮れのストレスで自身を舐めまくって毛が無くなってしまったちび太。
しかし今はストレスの原因もすっかり解消し、オジンに甘えまくりの日々です。
そんな毛のないちび太がノミに好かれ、その後も自傷的ナメナメが続いている?
実際、ちび太の身体にはかわいそうなくらい無数にノミに食われた跡が。

みんなの犠牲になっているちび太にたかるにっくきノミ。
とにかくせっせと鋤いて取りまくりました。
ノミが見えるので、狙いを定めて鋤くことができる。
鋤き取れたノミを櫛上で素早く押さえて、洗剤液に沈めて殺す。
ところが問題がひとつ。ノミの方が素早く、押さえ付ける前に飛び跳ねてしまうことが。
消えたノミを探すのは至難の業。一度は自分の足にくっついてまた逃げられ、ぞっとしたり。
ネットで調べると取れたノミは櫛の間に挟まって逃げられないそうだけど・・。
使っているノミ取り櫛の間隔が狭すぎるのだろうか。
かくして、鋤き取ったノミの1割くらいは逃げられるという悲惨な状態が続いた。


ぐっすり眠れないちび太です (左シロキ右ポニー)

それを見かねて動いたのがオバン。
一昨日、「ノミ取りキャッチャー」なるものを買ってきました。
鋤き取ったノミを容器に確保する仕組みで、そのまま中性洗剤に漬けて処分する。
これが何と、大変な優れものでしかも簡単にノミが取れる。
その都度洗剤に漬けることなく、続けて何度も鋤き取れる。
さて、これを使ってこの2日間で何と、50匹ほどちび太のノミを駆除しました。
昨日の晩は、久しぶりでちび太が穏やかに寝ているのを見た気がする。
とにかくちび太がノミを拾い集めるので、毎日ちび太を鋤いて駆除します。
次のマイフリ処方まであと1週間。それまでにノミがいなくなっちゃえばいいのだけどな。


一昨年の今頃は目一杯寝呆けてました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケンの居場所

2023年07月10日 | ケン(ちびたん)とコミケ
ちび太のケン追いが熾烈を極めてきた。
追って襲うわけではない。
ケンがどこかに逃げ込むと、その部屋でくつろいでいる。
ケンにすれば見張られてるようなもの。まさにストーカーそのものだ。
ケンがじっとしていると、ちび太はそのうちリビングに下りてきてみんなと一緒に過ごす。
しかしケンが動こうものなら、すかさず2階にするすると上ってケンを追い詰める。
ちび太は1階にいても、2階でケンが動く気配がわかるのです。
ちび太の察知能力は、ニャーと並んで猫たちの中でも群を抜いている。

ここは2階のオバン部屋。ケンが隠れています

おかげでケンは動けない。水を飲むのもトイレに行くのも大変です。
トイレの位置を変えたり水飲み場を増やしたり、いろいろサポートはしているのだけど。
最近サクラが2階に行かなくなったので、今日は閉鎖していたベット下を開放しました。
少しでもケンの生活の質を向上しようと・・、
でもかつてのように、リビングでくつろぐケンを見ることはなくなりました。

ここにいました。なんとも窮屈そう

さらに困った問題。
ケンは自分(オジン)がちび太にもまして怖いようなんです。
実際、オバンが非番で家にいるときはリビングにいることもあるらしい。
ちび太がケンを追って自分が止めに行くと、ちび太が喜んでケンは血相変えてさらに逃げたり。
そしてご飯時、腰痛心不全の自分にはケンを探すのが大変なんです。
ケンにすれば、オジンが探し回るのはちび太に追われるより怖いような・・。
いやはや、何とも困り果ててしまいました。

かつての逃げ込み場所、オバン部屋のベット下を開放

そこであるノラ保護団体(NPO法人)に相談してみました。
返事は「ケージがあるのなら、ケージの中からやり直して下さい」と。
ああ、そう言えばケンは昔ケージの中で懐いて抱っこまでOKになったんだ。
そうだ、夢をもう一度。
でもどうやってケージに入れる?
ケージは今サクラが愛用しているけど、どうする?
はてさて、どのように段取りするか、現在まだ思案中です。

保護後しばらくケージにいました。こんなかわいいケンに戻ってくれるといいのだけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落ち着いてきたポニーくん

2023年07月08日 | チキン,キリン,ポニー
当ブログ出演の現役ニャンコの中で、前記事が一番古いのは誰かと調べてみたら、
4/3以降書いてなかったポニーくんでした。次が4/25のキジロくん。
ポニーは目立たない存在かというと、そうでもない。
みんなと打ち解けている様に不安材料がないのです。

玄関にて:下からチキン、ポニー、ニャー

ところでポニーは恙なく暮らしてはおりますが、相変わらず"深窓のご令息"。
たまに誰か訪問があると、チャイムが鳴っただけで超ビビりまくり。
まあチャイムが鳴って慌てふためくのはポニーだけじゃないけど。
当家における集団生活にもすっかり慣れて、家猫らしく落ち着いてきました。
よく寝よく遊びよく甘える。まさに家猫生活の真骨頂。
そんな猫らしい姿に、保護者はもっとも癒されるのです。


オジンにお尻を向けるのは「撫でて~」の合図

ご飯やおやつの時間はしっかりと順番を守る。
たまに追われるキーとクウも、ポニーには邪気のないことがわかってます。
リンはわが子のように頭をポンポン叩いて諭したり。
保護者にとっても、とにかく手がかからない。
わが家に来て3年半。かつての「悪童」は、とってもいい子になりました。


窓辺にて:左からポニー、チキン、ちび太、ニャー(陰)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココレオ vs. ダイフク 2nd R

2023年07月05日 | レオ(テンチビ)とココ
ダイフクはどことなくシロキに似ている。
顔つきや柄もそうだが、雰囲気が似ているのです。
シロキは今でこそ自分から手を出さないおっとり猫だけど、外猫時代は相当な強者だった。
ダイフクもしばらく見ない間に、かつての強者とは違う猫になっていた。
モドキやニャーもそうだ。猫はトシとともに丸くなっていくようです。

一方まだまだ若いレオとココ。
特にレオは、いわゆる嵩にかかるタイプ。
スタッフがバックにいたり相手が逃げ腰だとわかるとやたらに強くなる。
逃げるダイフク、追うレオ、さらに追随するココ。これがパターンとなりました。
しかしもしダイフクが本気を出したら、レオはひとたまりもなさそうだ。
経験の浅いレオにはそれがわからない。
ところでこの攻防、何故か自分が出番の時にばかリ起こるのです。

事務所前BYにて:レオ(右)とココ(左)

ダイフクの行動が読めず、いつ店に来るかわからない。
レオの唸り声が聞こえたかと思うと取っ組み合いが始まり、逃げるダイフクをレオが追う。
喧嘩が始まってしまえば、ちょっとやそっとで止めさせることはできない。
ひたすら2匹を追い、大声出したり竿を投げて止めに入る。
そのたびに心臓が破裂しそうになり、過呼吸になる。
先日はとうとう自分が倒れてしまい、救急車を呼ぶ騒ぎになった。
その後、常軌を逸したレオがココにまで襲い掛かるというおまけがあったらしい。

レオ(向こう向き)は外の点検に余念がない

この喧嘩、さすがは百戦錬磨のダイフク、逃げ足も速く逃げ方もうまいので事なきを得る。
あの大事件からしばらくの間、ダイフクは姿を見せなかった。
が、しかし、ダイフクは諦めたわけじゃなかった。
ココレオが屋内に入った後に来ることを覚えたのです。

おかげで今は平穏無事な毎日に戻った。
先日紹介したヒョウ柄の子や復活したクロも夕方以降になると顔を出します。
初めは心配したけどこの3匹、相互不可侵で結構仲良くやってるようだ。
ダイフクには新しい仲間ができました。

落ち着いて食べれるようになったダイフク

一方のココレオにも、落ち着いた日々が戻ってきた。
ココは相変わらず見えないことが多いけどSC内にはいるようだ。
少し変わったのがレオ。
それまで殆ど店にいて看板猫を務めていたのが、最近は見えない時間がココよりも多くなった。
何か野生の本能が目覚めたような・・。
また懸念材料が増えました。

事務所入口BYのラック上で見渡すレオとココ(向こう向き)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする