また厳しい冬がやって来ますね。
氷点下になることは殆どなかった当地ですが、数年前から様相が変わってきた。
特に一昨年は-6℃近いそれまであり得なかった最低気温を20日以上も記録。
庭の温度計が壊れたかと疑って、それ以来精度のいい新品と2本立て。
同じ温度計が夏になると最高で38℃まで上がりました。
氷点下の朝は、昨冬も16日記録した。
この冬はどうか。気象庁の予測は厳冬です。(もっとも長期予報は外れることが多いけど。)
この秋に生まれたノラの子たちのことが気になります。
ノラの子の1才生存率は20%に満たないと推測され、5匹のうち4匹は1才にもなれない。
その殆どが秋に生まれ、初めての冬の最中に放り出された(親離れした)子たちだ。
でも、生き延びる可能性がないわけではない。
どこかでいい人に巡り合えば可能性はある。
いつも書いてるように、彼らの運命はいい人に出会えるかどうかで決まるのです。
ちび太やキーやクウは春に保護したけど、冬の間手厚くサポートしてあげた。
そういう子猫たちが巡り巡って、家や店にやって来ないとも限らない。
今年は初めてそんな子に出会いました。ココです。
ココはこの春店に来たとき、生後6~7ヶ月の子猫だった。
ココにどういう事情があったのかはわからない。
でも厳しい冬を生き抜いてきた。そして安住の地を見つけた強運の持ち主だ。

今年の3月、店にやって来たときのココ(再掲)
さて、今日の本題。
今年出会った新顔ネコちゃんたちの話です。
4月に書いた「2020新新猫くん」の続報になります。
ところが今年は、新顔ネコちゃんとの出会いが非常に少ない。
2020新新猫くん(レオに似た子猫)はその後姿を見ずじまい。
もう一匹、モドキの記事で書いた影武者のような子。

4月に1度だけ現れたレオ似の子ニャン(再掲)
とにかく人の気配を感じただけでさっと隠れてしまうのでなかなか出会えない。
この夏前から時折、モドキのご飯がモドキらしからぬなくなり方をしていた。
そのうち何人かのスタッフがチラ見。
ところがその猫の情報が白黒だったりグレーだったり三毛だったりとまったく違う。
ミセミケの再再来だと言うスタッフも。
果たして何匹もいるのか。
カメラに納まったのは9月、妻の撮った写真だがかなりのピンボケ。
でも、新しい三毛ちゃんだということがわかりました。
その後10月になってようやく、一瞬だったけど自分も見た。
モドキの食べ残しを食べてたようだけど、今も来てるのかどうか不明です。

ようやく写真に納まった影武者のような新顔ちゃん
それ以外は新しい出会いがない。
昨年までと比べるとやけに少ないです。
思うに、今年は家はサクラとキジロ、店はモドキで安定している。
新しいノラちゃんが割り込む隙間がないのかもしれません。
ノラの保護を意識するようになって4年が過ぎた。
今では里親さん探しが停滞し、新しい子を迎えられず、新しい出会いもない。
当初の意気込みとはだいぶ変わってきた。
今お世話している外の子たちだって、この先何が起こるかわからない。
やっぱり個人で1から10まで活動するのは無理なのかな。
必要なのは妥協か打開策か。
早々に手を打たないと、自分のトシも外の子たちも待ってはくれません。

今のココは幸せいっぱいです(右はレオ)