不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

ただ、ひっそりと・・・。

 ちょいと夕張へ行ってきました。その用事のついでに人から教えてもらった、ある場所を見に行きました。



 夕張市立丁未小学校跡。丘というか山に建っていた小学校。石炭の街として栄えていた頃、たくさんの子供たちがここで学んだのでしょう。
 以前見た、昭和30年代の北海道(札幌が中心だが)の映像を集めたビデオで夕張の山の上に立った小学校が映っていました。(丁未小学校の映像かどうかは解りませんが。)校舎を拡張するのに山の方にのばしたのかよく解りませんが、給食室から自分たちの教室に重たい容器を運ぶのに廊下と階段の連続で大変な様子が紹介されていました。

「すごいところに建っているんだなぁ・・・。」

 それ以外に山の上にある神社のお祭りの様子なども紹介されており、当時の反映ぶりを垣間見ることが出来るビデオでした。

 夕張には過去2度くらい来たことはあるのですが、今回改めて見ると、かつては道路だったんだろうな、という草むらの中から見えるガードレールなどが哀愁を誘います。

 丁未小学校の校舎はすでに残っていませんが、当時の正門階段や石垣が残されています。そして今は「めろん城」という、メロンから作られるブランデーやメロンの加工品などを販売する施設が建っております。でもどこかもの寂しさを感じます。その片隅にひっそり建つ記念碑。彼はこの地で何を想うのでしょうか・・・。

 
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