ミヤマハンミョウ Cicindela sachalinensis (北海道)
[分 布] 北海道・本州・四国
[食 樹] 小昆虫など
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約15㎜~20㎜前後のオサムシ科ハンミョウ亜科に属する甲虫。
北海道・本州・四国に分布しており、低山地~山地に生息し局地的で個体数は普通。
「ハンミョウ」とは甲虫目・オサムシ科・ハンミョウ亜科に属する昆虫の総称で幼虫・成虫ともに肉食性の甲虫である。
人が近づくと「パッ」と飛び、1-2メートル程前方へ着地する、この動作を繰り返す様子から
まるで道を教えている案内人「ミチシルベ」「ミチオシエ」と言う別名を持つ。
ミヤマハンミョウは主に低山地~山地に生息し、明るい裸地や林道・登山道などで見る事が出来る。
北海道での産地は局地的で見られる環境が年々減少傾向にある。
成虫は春から見られ、小さい昆虫を補食している。
天気の良い日は積極的に林道や登山道の裸地をブンブン飛び回る姿が見る事が出来る。
大型のハンミョウでニワハンミョウやアイヌハンミョウと良く似ている。
初めて札幌市内で見つけたミヤマハンミョウ 2010年 北海道
山地の林道で見つけたミヤマハンミョウ 2021年 北海道
北海道に分布しているハンミョウを探して見よう!!
□ ミヤマハンミョウ Cicindela sachalinensis ★
□ アイヌハンミョウ Cicindela gemmata aino ★★★
□ ニワハンミョウ Cicindela japana ★★
□ コニワハンミョウ Cicindela transbaicalica ★
□ カワラハンミョウ Cicindela laetescripta ★★
□ エリザハンミョウ Cylindera elisae ★
□ ホソハンミョウ Cicindela gracilis ★★★★
□ マガタマハンミョウ Cicindela ovipennis ★★★★★
※ ★は個人的な探索難易度を示します。
[ミヤマハンミョウの標本]
[採集時のミヤマハンミョウ]
[ミヤマハンミョウの上唇]
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