セミスジコブヒゲカミキリ Rhodopina lewisii (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 針葉樹・広葉樹各種
[時 期] 6月~9月
※ 体長は約10㎜~20㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は針葉樹または広葉樹の枯れ枝で見られる。
特にアカマツ・モミ・コナラ・クリ・カエデ・ダンコウバイ・エゴノキ等の菌の回った枯れ枝などで見られる。
枯れ枝に発生する菌類を好んで食べているので、そうした枝で見つける事が多い。
♂の触覚は付け根付近(第1節・第3節)に2つの瘤が見られ、♀は付け根(第1節)に1個の瘤が見られる。
上翅の模様は黒と黄褐色のまだら模様。
クリの枯れ枝で見つけたセミスジコブヒゲカミキリ
広葉樹の枯れ枝についていたセミスジコブヒゲカミキリ
♂のセミスジコブヒゲカミキリ、触覚の付け根付近にコブが2個あるのが特徴
♀のセミスジコブヒゲカミキリは触覚の付け根に1個だけコブがあるのが特徴
札幌市内で見つけたセミスジコブヒゲカミキリ(ハリギリの倒木と、カエデの衰弱木でオスとメス各1匹づつ採集)
[採集時のセミスジコブヒゲカミキリ]
左:カエデの枯れ枝にて採集したセミスジコブヒゲカミキリ
右:クワの枯れ枝にて採集したセミスジコブヒゲカミキリ
左:カエデの枯れ枝にて採集したセミスジコブヒゲカミキリ
右:クリの枯れ枝にて採集したセミスジコブヒゲカミキリ
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