タテジマハナカミキリ Parastrangalia shikokensis (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ヤマザクラなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約9㎜~15㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は山地のショウマやセリ科の花などに飛来する個体が見る事が出来る。
別名:タテジマホソハナカミキリ
ニンフホソハナカミキリと良く似ているが、若干タテジマハナカミキリの方が大きく濃い印象を受ける。
ニンフホソハナカミキリの触角は先端から2・3・4節真ん中までが白い。
タテジマハナカミキリの触角は先端から2・3節が白い事で区別する事が出来る。
上翅は黄褐色で黒紋をもつが非常に変化も多く、ほぼ黄褐色から黒色のものまで存在する。
札幌ではなかなか見る事が出来ないうえ、個体数も多くない。
2010年 北海道 タテジマハナカミキリ Parastrangalia shikokensis
初めて採集したタテジマハナカミキリ、日中にセリ科の白い花に飛来した。
2013年 北海道 タテジマハナカミキリ Parastrangalia shikokensis
日中にクリの花で得られたタテジマハナカミキリ。ちょっと怪しいかも知れない個体・・・。
[ニンフホソハナカミキリとタテジマ(ホソ)ハナカミキリの区別]
ニンフホソハナカミキリ・・・触覚は第8節後半と9節・10節が白色となる、前胸背では釣り鐘状(出現時期:5-8月 ホスト:広葉樹・針葉樹各種)
タテジマ(ホソ)ハナカミキリ・・・触覚は第9・10節と11節基部が白色となる、前胸背では裾が広くラッパ状(出現時期:5-8月 ホスト:ヤマザクラなど)
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・