こんちゅう探偵団

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クロカミキリ

2015年03月01日 |  ●カミキリムシ科


クロカミキリ Spondylis buprestoides (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アカマツ・クロマツ・スギ・ヒノキ・モミ・トウヒ・カラマツなど
[時 期] 6月~9月
※ 体長は約12㎜~25㎜前後のカミキリムシ科クロカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、針葉樹などの寝際や夜間灯火で見られる。
本州では灯火にたくさん飛来する為あまり人気の無い普通種の様ですが、
北海道では南部でのみ記録があり、かなりレアなカミキリムシ。
成虫は夜行性カミキリの為6月下旬~9月下旬頃まで日没後に針葉樹の伐採木などに集まる。夜間灯火にも良く飛来する。
幼虫は枯れた針葉樹の地中の根部分を食べて育つ。成虫も日中は似た様な場所に潜っている事が多いと言う。
クロカミキリは原始的な容姿で、胸部が非常に大きくてまるい、触角は短く数珠状で発音もしない変わったカミキリムシです。
上翅は光沢の鈍い黒色で、体下面は黄褐色の微毛に覆われる。
♂の上翅には3対の縦隆と列状の点刻があり、♀の上翅は縦隆がはっきりせず、大点刻も少ない事で区別出来ます。









クロカミキリ





夜間灯火に飛来したクロカミキリ


 

 
クロカミキリの標本


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