ミズイロオナガシジミ Antigius attilia
2011年7月 北海道
分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[23-28㎜]
ホスト[コナラ・ミズナラ・カシワなど]
写真の個体は2011.7.12に葉の上にいたミズイロオナガシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。
成虫は平地~山地の広葉樹林で見られ、年1回発生。
暖地では6月-7月、寒冷地では7月-8月頃に見られる。日中は葉上や葉の裏などで休んでいる事が多く主に夕刻に活動。
ゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種で、公園や住宅街などでも見られることがある。
裏翅は綺麗な灰白色で、黒い帯が2本走り後翅の黒帯はL型になっている、尾状突起は長く先が白い。
表翅は黒色で、後翅にわずかに水色の斑が乗る。
♂と♀はとても良く似ていて外見での区別は難しい。
2011年7月 北海道 ミズイロオナガシジミ
夜間外灯の支柱で静止していたミズイロオナガシジミを撮影。
2011年6月 [羽化] 北海道産 ミズイロオナガシジミ
ミズナラで採卵したミズイロオナガシジミ
採卵ワンポイントアドバイス
[1年枝で直径5㎜から10㎜程度の太さの枝のまたの部分で見つかる事が多いが、太い枝の窪みなどでも見つかる。
一度にまとまって採れる事が少ない為、本種のみを狙うよりは副産物として探す方がオススメです、卵は一卵ずつ産み付けられる事が多い]
【成長過程】
[孵化]2㎜ [2齢]4.5㎜ [3齢]10㎜ [終齢]15㎜ [蛹]
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【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】
アイノミドリシジミ ウスイロオナガシジミ ウラキンシジミ ウラクロシジミ ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ] [ミズナラ・カシワ] [アオダモ] [マンサク] [イボタ]
ウラジロミドリシジミ ウラナミアカシジミ ウラミスジシジミ エゾミドリシジミ オオミドリシジミ
[カシワ] [コナラ] [カシワ・ミズナラ] [ミズナラ] [ミズナラ]
オナガシジミ キタアカシジミ アカシジミ ムモンアカシジミ ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ] [カシワ] [ミズナラ・コナラ] [樹木とアブラムシ] [ミズナラ]
ハヤシミドリシジミ ミズイロオナガシジミ フジミドリシジミ メスアカミドリシジミ ミドリシジミ
[カシワ] [ミズナラ・カシワ] [ブナ] [サクラ] [ハンノキ類]
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