オオクロカミキリ Megasemum quadricostulatum (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 針葉樹各種
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約14㎜~30㎜前後のカミキリムシ科クロカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫はマツ科樹木の、倒木や立ち枯れに多く活動時間は主に午後夕方近く~夜間にかけて活発になる。
灯火にも飛来するため、夜間の外灯回りでもたまに見かける事がある。
♀の触角は短く、♂は♀よりも遙かに長く根元が太い為区別は容易。
個人的にはオオクロカミキリの♂は普段あまり見る事が少ない為希少である。
♀の上翅は黒く、♂は茶褐色をしている。共に2本の縦隆線がある。
似た種にオオマルクビヒラタカミキリがいるが、オオクロカミキリの方がより大型で、個体数は少ない。
倒木に来たオオクロカミキリの♀
日中針葉樹の幹にいたオオクロカミキリの♂
オオクロカミキリ♂
オオクロカミキリ♀
菌に侵されて死んでいたオオクロカミキリ
トドマツに産卵に来たオオクロカミキリ
♂のオオクロカミキリは茶色くて触覚も長い
[オオクロカミキリ♀標本]
[オオクロカミキリが付くトドマツ]
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