中国「炒車族」の知られざる生態

「炒車族ってなんですか」

「ふっふっふっふ」

「なんですか、ジャケットを脱いで」

「ふっふっふっふ」

「なんですかタンクトップになって」

「ふっふっふっふ」

「なんなんですか、ぬいだタンクトップを差し出して、いりませんよぼくは」

「ふっふっふっふ」

「仕方なくまた元通り着ていく」

「ふっふっふっふ」

「脱いでたジャケットも羽織った」

「ふっふっふっふ」

「去っていく、交差点を西へ」

「ふっふっふっふ」

「声は次第に小さく聞こえなくなっていく」

「ふっふっふっふ」

「もうすでに想像の中の声になっている」

「ふっふっふっふ」

「夢か現実か区別がつかなくなっている」

「ふっふっふっふ」

「眠れない眠れない眠れない」

「ふっふっふっふ」

「もうやめて、もう無理ですやめてください」

「ふっふっふっふ」

「これが炒車族！恐ろしや」

「ふっふっふっふ」