リッスン・トゥ・ハー

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東京宝塚劇場に鬼は棲むのか

2011-03-04 | リッスン・トゥ・ハー
「宝塚劇場にいってきたんよ」

「そうですか」

「きらびやかやったわ」

「あたしも行ってみたい」

「今度いっしょにいこか」

「いきましょういきましょう」

「ただ」

「なんですか?イヤなんですか?」

「いいや、春子ちゃんと宝塚に行きたいのはやまやまやけど問題は山積みやな」

「宝塚いくのにそんなたくさん問題があるんですか?」

「春子ちゃんは決死の覚悟があるか?」

「なんで宝塚いくのに決死の覚悟がいるんですか」

「なにせ宝塚には鬼が住んどるからね」

「鬼?」

「別名、鬼塚と言われとるし」

「聞いたことありませんよ」

「油断したら首を切られる」

「鬼なにが目的なんですか」

「なにというか、元々すんどるんやから、宝塚が侵入してきただけで」

「宝塚なんでそんなところに侵入したんですか」

「それは宝塚のタカラジェンヌのボスキャラが決めたことでしょう」

「タカラジェンヌのボスキャラにはそんな権利ありませんよ」

「まあとにかく鬼に気をつけて」

「もし鬼がいるとしたら、いけるわけがありませんよ」

「いや、気をつけてさえいれば大丈夫」

「無理でしょうよ」

「鬼に切られんコツがあるから」

「絶対に?」

「絶対に」

「どんなコツですか」

「わし餌ちゃうよ、と途切れずに囁きつづけていればいい」

「カバディ方式に?」

「途切れたら鬼に気づかれるから」

「囁いてると鬼から見えないの?」

「見えません、同じように、わし餌ちゃうよ、と体中に書いておけば見えんね」

「耳なし方式に?」

「それをするのは勇気がいりますよ」

「しかし宝塚には行きたい?」

「行きたい」

「じゃあ私が書いてたげる」

「じゃあお願いします」

「さらさらさら」

「やん、くすぐったい」

もしもあたしが京大受験生の保護者だったらいいのになあ

2011-03-04 | リッスン・トゥ・ハー
京大受験生がその京大に入りたい気持ちを高めて高めて高めすぎて登っていくかんじがいいですね。とてもいいですね、あたしは支持しますよ。気づいたら高すぎてもう見えない。見えないから追いかけてしまう仕組みです。仕組みを作り上げることの難しさを知ってますか?みなさん知ってますか?あたしは知っていますよ。もちろん知ってますからこんなことを主張するんです。見下ろすと気持ちいいけれど、落ちてしまいそうになってヒヤヒヤする。胸がスースーしてきて困った。胸に穴があいているみたいだ。向こう側が見えるから、大きな穴だったら見えるだろうな。見えたら気持ち悪いだろうな。観光名所に立ってたら、家族がやってきて穴に顔をはめて、記念撮影なんか始めてしまうじゃないか。

勉強するにはまず甘いものが必要です。これは欠かしてはいけませんよ。常に補給する必要があります。だから思い切り甘いものをあたしは用意しますよ。遠慮などしないでくださいね。どんどん補給してくださいよ。あたしは作りますよ。さとうもたっぷりありますし。なんならまぶしていきますよ、どんどんまぶしますよ。白くて雪が降ったみたいです。かすかに雪化粧をしているみたいです。綺麗。とっても綺麗。食欲も増進されますね。相乗効果です。

テレビでやってた映画をできるだけ見ているこのごろです。年明けから見てて今の所一番いいのは、小さな恋のメロディです、だんとつです。