先日、横浜の本牧港に近い、名所の「三渓園」へ行きました。
紅葉は11月下旬頃が見頃のようです。園内では菊祭りが開催されていて、小菊の盆栽や大輪の菊が展示されていました。見学に訪れる人達は中高年層が殆どで、小菊の盆栽の所は園芸コ-ナ-が催されており、菊の手入れ等を園芸指導員の人達に聞いている、中年の人達の姿があり盛況でした。
色々と撮りましたが、菊の写真は昼過ぎのせいか西日が射していて、余り良いのを撮ることが出来ませんでした。
『横浜の数ある名所の中で、その東南部、本牧海岸に沿った山や谷などの美しい自然をそのまま活かし、ひときわの異彩をはなつ三溪園。広さ17.5万m2にも及ぶ庭園は、原三溪(本名富太郎)の手によって精魂込めて造られ、明治39年5月1日に開園されました。
新芸術の育成に力を注ぎ、日本美術院の才能ある多くの芸術家を援助・育成し、日本画壇に多大な影響を与えたとともに、国宝孔雀明王(くじゃくみょうおう)像の仏画をはじめとする古美術のコレクションは、かつて国内有数を誇りました。
とりわけ京都や鎌倉などから寺塔、殿舎、楼閣、茶室等の古建築の逸品を集め庭園に配して一般に公開したことは、まさに希有の業績といえます。
現在、重要文化財建造物を10棟、横浜市指定有形文化財建造物を3棟有する三溪園は平成12年、新たにコンベンション等への幅広い利用が可能な、横浜市指定有形文化財「鶴翔閣(かくしょうかく)」を整備・復元し、自然と歴史を「見る」に、「利用する」を加えた施設として、注目されています。』(三渓園のHPより)