潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

柳川の「川下り」

2005年07月08日 | 名所旧跡
 
 福岡県の南に位置する柳川市は、年間100万人以上が観光で訪れる九州を代表する水郷の城下町。町中には柳川城跡を中心に、総延長は470Kmにもなる堀割が網目状に形成され、川下り観光のスポットとなっています。

 花菖蒲や朝顔が咲く初夏、柔らかな緑が日に溶ける柳の木々、水面には太陽の光が輝いている、自分だけの宝石が輝いているようで、何だか幸せを感じます。水郷柳川の風景に彩りを添えます。時折、頬にあたる風がとても心地よく感じます。

 船頭の巧みな竿さばきや軽快な語り、舟歌にエスコートされるどんこ舟の旅「川下り」は、縦横に掘割が走る水郷のまちならでは。この時期の花や揺れる柳、水面に影を落とす緑に包まれ、のんびりとしたひとときを満喫することが出来ます。そんな柳川の川下りでした。


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