潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

猛暑でコメの生育は?

2010年10月01日 | Weblog

2010/10/01(金) TBS NEWS
猛暑でコメの生育は?

TBSニュースで『猛暑でコメの生育は?』
と報じていましたので掲載します。(09/30報道)
http://nakate.nawata01.com/10TV_movies/TBS/1001/tbs_rice_20101001.asf


 農林水産省が今年のコメの作況指数を発表しました。8月以降、全国的に猛暑が続きましたが、コメの生育にはどのような影響があったのでしょうか。
 実りの秋。米の本格的な収穫時期を迎え、農水省が発表した今年の作況指数は、平年の収穫量を100とした場合、全国平均で99。平年並みとなりました。春先の天候不順で稲の生育は遅れていましたが、8月以降の猛暑によって一気に回復したとみられます。
 ところが全国で最も作況指数が低く、94の不良となった埼玉県。収穫直後の農家では・・・

 「暑かったから皮が厚い。だから粒が大きくなれない」(農家・橋本久さん)
 さらに・・・
 「ゲリラ豪雨のように一度に降ってはダメ」(農家・橋本久さん)
 値段は60キロあたり去年より2000円ほど安いといいます。

 一方、コメどころ新潟でも猛暑の影響が出ていました。
 「イネがこんなに枯れたのは初めて。くず米にしかならない」(農家・市村昌勝さん)
 山間地のため用水を雨水に頼っている水田では、地面がひび割れて稲が枯れ始めていました。新潟県全体の米の等級は1等米が全体の43%にとどまりました。なんと去年の半分以下です。
 「葉から実に栄養が動いてモミの中で米粒が大きくなっていく。(今年は)夜の気温が高くその流れがうまくいかなかった」(JA柏崎米穀課・佐藤雅人課長)

 「1等米が非常に少ない、大幅に少ない。その結果去年、おととしの1等米が売れ始めている」(筒井信隆農水副大臣)
 作況は平年並みでしたが、記録的な猛暑は米の「品質」に影響を与えていました。農水省では米の価格にどのような影響が出るか注視しています。