潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

星出飛行士、「きぼう」実験室に入る

2008年06月05日 | Weblog

2008/08/05(木) TBS NEWS
星出飛行士、「きぼう」実験室に入る

TBSニュースで『星出飛行士、「きぼう」実験室に入る』と報じていましたので掲載します。(06/05放映)
 http://nawata01.eco.coocan.jp/08TV_movies/TBS/0601/tbs_nasa_20080605.wmv


 スペースシャトル「ディスカバリー」で宇宙を飛行中の星出彰彦さんは、日本時間の5日午前6時過ぎに、国際宇宙ステーションに取り付けた有人宇宙施設「きぼう」の船内実験室に入りました。

 「これをもって、日本の宇宙開発に新たな一歩を踏み出すことになります。窓から中を見ると、結構、空っぽです。(実験室に)ラックがまだ全部入っておらず、まだ空っぽですが、本当に夢がつまったモジュールだと思います」(星出彰彦さん)
 星出さんは、実験室へ入る直前、「きぼう」と書かれたのれんをくぐり、日本時間の午前6時過ぎ、宇宙ステーションとの間にあるハッチを開けて実験室の中に入りました。

 その瞬間、NASA=アメリカ航空宇宙局の映像は、「きぼう」の広い空間に星出さんを含む宇宙飛行士10人全員が飛びこんで来る様子を映し出しました。
 これで、宇宙での「日本の家作り」は完成に近づいたことになりますが、およそ1兆円を投じる「きぼう」のプロジェクトの将来像は、はっきりと見えてきません。
 日本の宇宙航空研究開発機構は、2010年に退役するシャトルの後も、ロシアの宇宙船で日本人宇宙飛行士を「きぼう」に送る方針です。

 しかし、その活用法については、民間企業にアイデアを募集中で、星出さんが手にした「宇宙実験&宇宙飛行士募集!」というコメントは、将来を模索する日本の宇宙開発の姿を映し出しているようにも見えます。
 宇宙ステーションの中で最も広い空間であることをあらためて印象付けた日本の「きぼう」。今後はこれをいかに活用していくかが課題です。